こんにちは、オイケです。
本記事内のHaf(ハフ)の情報が古くなりましたので、新しく記事を書きました。2023年7月1日時点のHafHの情報については、「旅行・出張・ワーケーション・ノマドにお得な旅のサブスク HafH(ハフ)」をご覧ください。
私は今、古~い持ち家に住んでいます。
この土地と家に住みたくてたまらなくて住んでいるのではなく、たまたま、縁あって土地を買い、家を建ててしまったので住んでいます。
夏は蒸し暑くて、冬は底冷えする寒さなので、近い将来、他県に引っ越したいと考えています。
夏は涼しく、冬は暖かいところがいいのですが、なかなかないですよね。
ところが、インターネットとパソコンがあれば仕事ができる人や色々な地域でその土地の人達とふれあった生活をしたい人達を中心に、固定の住居を持たずに各地を転々とする生活スタイルが増えつつあるようです。
そのような人達は、アドレスホッパーと呼ばれています。
テレビで紹介される主なアドレスホッパーの方々は、色々なゲストハウスを転々としています。
ホテルや旅館と比べると宿泊料が安いゲストハウスですが、安いと言っても一泊3,000円弱が最低ラインなので、1ヶ月間で最低90,000円弱はかかってしまいます。
水道光熱費代やWifi代込みとは言っても、最低90,000円弱は高額ですよね。
そこで、国内186拠点(2020年7月30日現在)の宿泊施設に月額82,000円(税込)のサブスクリクション(定額制)で住み放題のHafH(ハフ)というサービスがあります。
まずは、アドレスホッパーのデメリットとメリットを説明して、その後、HafH(ハフ)のサービス内容などを紹介しますね。
尚、2020年8月1日から2021年1月まで、Go Toトラベル事業による支援として料金が35%割引になっているので、記事内で具体的な金額も紹介します。
アドレスホッパーのデメリット
郵便物を受け取りにくい
ダイレクトメールを受け取ることができなくても特に支障はないと思いますが、役所、健康保険組合、年金事務所などからの通知については、受け取れるようにしておいた方がいいです。
完全に住居を引き払ってアドレスホッパーになる場合は、住民票をどこかに移す必要があります。
実家があるのであれば、住民票を実家に移して、郵便物も実家に届くようにしてしまうのが確実に郵便物を受け取ることができます。
郵便物を送る側に対して、宛先の指定ができる場合は、
- 郵便局留め
- 私書箱宛て
で送ってもらう方法もあります。
但し、私書箱宛ての場合は、事前に郵便局に私書箱を準備してもらう必要があり、私書箱利用の条件として、
- おおむね毎日、郵便物などの配達を受けるかた
- 郵便私書箱を6カ月以上使用するかた
- 郵便物等を遅滞なく受け取ることができるかた
があるので、この条件をクリアするかたのみが利用できます。
宅急便を受け取りにくい
アドレスホッパーのかたは持ち物を増やしにくいので、ネットショップを利用する機会は少ないかと思いますが、買い替えで利用することがあると思います。
ゲストハウスに数日滞在する場合は、ゲストハウスのスタッフの了解が得られれば、ゲストハウス宛てに送ってもらえばいいですが、了解を得られない場合は、宅配業者の営業所止めやコンビニ受け取りにすることで、宅急便を受け取ることができます。
尚、クロネコヤマトから配達される宅急便をコンビニ受け取りにする方法については、ネットで簡単にできるクロネコヤマトの宅急便のコンビニ受け取り設定方法という記事に書いています。
但し、例えば、アマゾンの場合、全ての商品を営業所止めやコンビニ受け取りに指定できるのではなく、発送者や荷物のサイズなどの条件をクリアした商品に限定されるので注意が必要です。
盗難の危険性がある
ゲストハウスの場合は、基本的にドミトリー、つまり、相部屋なので、ベッドまわりに置いている荷物が盗難に合う危険性があります。
盗難ではなく、自分が紛失してしまう場合もあるので、入浴中や睡眠中は、お金に限らず、貴重品を鍵付きロッカーに保管する癖を付けた方がいいですね。
実家、マンション、アパート暮らしの時と比べると、アドレスホッパーのデメリットは他にもたくさんあると思います。
しかし、それらのほとんどが、アドレスホッパーの生活をするために必要なことだと思い、あっさりと諦め、デメリットを楽しみましょう。
デメリットが苦痛になったら、アドレスホッパーを止めればいいだけです。
アドレスホッパーのメリット
たくさんの人と出会える
私自身、サラリーマン時代は、起きている時間はほとんど会社にいたので、会社関係以外の人と話すことはほとんどありませんでした。
アドレスホッパーになったら、毎日、ゲストハウスのスタッフや利用者と顔を合わせ、最低でも挨拶くらいはするでしょう。
挨拶したら、一言二言会話があるかもしれません。
気が合わなければ距離を置けばいいし、気が合えば話しが弾み、知り合いになることもできます。
歩道で知らない人同士が合っても、話しをするのは非常に稀ですが、ゲストハウス内であれば違和感が無いですね。
別々の土地で育った人同士が、偶然、ゲストハウスで会って話しをするなんて、私はすごいと思います。
自宅と会社を往復するだけの生活だとありえないですね。
色々な宿泊施設や地域に住める
勤務地が固定されていて、勤務地周辺でアドレスホッパーをしているかたは、休日以外は他の地域で宿泊することができませんが、勤務地周辺で色々な宿泊施設に住むことができます。
賃貸マンションの場合は、住んでみた結果、騒音、臭い、治安などに不満が出てきても、簡単に引っ越すわけにはいきませんが、アドレスホッパーであれば、自分に合わない宿泊施設であれば、すぐに出ていくことができます。
気に入った一つの建物に長い間住み続けるのも、一つの生活スタイルですが、色々な宿泊施設に住むことで、間取り、設備の配置、動線などの良い点、悪い点などが見えてきておもしろいのではないかと思います。このように、自然と身に付いた知識は、将来、役に立つかもしれませんね。
在宅ワークでアドレスホッパーをしているかたは、仕事上の縛りが無ければ、全国どこでも、国内に限らず海外に住むこともできます。
自分が育った地域とは、別の地域でも人が暮らしていて、別の文化があります。
その土地土地の人々とふれあうことで、初めて知ったり、気付いたりすることが次々と出てくるのではないかと思います。
たまには、ハズレもあると思いますが、ワクワクしませんか?
出費を抑えられる
仮に、ゲストハウスの宿泊料が1泊3,000円だとすると、1ヶ月の宿泊料が約90,000円になります。
90,000円よりも安い賃貸マンションはたくさんあるので、ゲストハウスの宿泊料が割高に思われるかもしれません。
しかし、賃貸マンションの場合、家賃以外に、毎月、
- 管理費
- 火災保険料
- 町内会費
- 水道光熱費
- Wifi通信料金
などがかかり、更に、
- 家電
- 家具
- 寝具
などの購入~買い替えが必要になるので、ゲストハウス1ヶ月分の宿泊料約90,000円が高すぎることはありません。
また、アドレスホッパーの場合、荷物を増やせないので、荷物になってしまうような物が欲しくても買い足せず、結果的に出費が抑えられます。
ネットショップで欲しい物があっても、気軽にポチッとできませんね。
HafH(ハフ)とは?
HafH(ハフ)は、株式会社 KabuK Styleが運営する定額住み放題のサブスクリクションサービスです。
HafH(ハフ)の宿泊プランの種類は?
2020年8月から2021年1月までは、Go Toトラベル事業による支援として、上図のとおり3つのプランが35%割引になっています。
宿泊に関しては、以下の5つのプランがあります。
番号 | プラン名 | 利用可能日数 | 月額利用料(税込) | 補足 |
1 | おためしHafH | 2日 | 3,000円 | 月に2日利用。 |
2 | ちょっとHafH | 5日 | 16,000円→10,400円(35%割引) | 週に1~2日利用。連続利用可 |
3 | ときどきHafH | 10日 | 32,000円→20,800円(35%割引) | 週に2~3日利用。連続利用可 |
4 | いつもHafH[風] | 1か月 | 82,000円→53,300円(35%割引) | 全国どこでも住み放題 |
5 | いつもHafH[土] | 1か月 | 82,000円 | 基本的に本拠施設利用 |
HafH(ハフ)のおすすめプランは?
以下の2つをおすすめします。
- いつもHafH[風]
- いつもHafH[土]
私がアドレスホッパーになるとしたら、最低3か月は同じ施設に滞在しようと思っているので、私の場合は、いつもHafH[土]を利用します。
滞在施設は、HafH Nagasaki Gardenがおすすめです。
HafH Nagasaki GardenはHafH(ハフ)の直営店なので、HafH(ハフ)が目指す理想のサービスを受けることができると思います。部屋数は5部屋で、全室個室です。
ちょっとHafHやときどきHafHも魅力的ですが、定額制なので週に1~2回は利用しないと無駄になるので、義務化されて楽しめなくなるような気がします。
月に数回程度の利用であれば、定額契約せずに、楽天トラベル、じゃらん、エクスペディア、HostelWorld.com、Airbnb、Booking.comをスポット利用するのでもいいですね。
HafH(ハフ)の残念ポイントは?
HafH(ハフ)自体が生まれて日が浅いので仕方ありませんが、直営施設がまだ3つだけのようです。
視点を変えると、2019年4月に誕生したばかりなのに、2020年7月時点で利用できる施設数が国内186拠点、海外115拠点もあるのはすごいです。
今後の成長に期待しています。
HafH(ハフ)の気になる点は?
例えば、7月と8月の2か月間、北海道に滞在したいと思った場合、予約が取れるのかが気になります。
北海道には、HafH(ハフ)の施設が1か所のみなので、いつもHafH[土]を契約しても、予約が取れなかったら、北海道には住めず別の県に住むことになります。
似たような事例として、集団左遷!!第3話をParaviで有料視聴できます。
これはHafH(ハフ)に限らず、定額制施設利用のリスクなので、需要に対する供給状況をできる限り事前調査しておいた方がいいですね。
いつもHafH[土]を契約して、北海道に1か月間滞在するのは不可能であることが判りました。10日間なら可能です。
いつもHafH[土]で30日連続で利用可能な施設は、以下の5拠点です。
1. HafH Nagasaki Garden
2. HafH Nagasaki SAI
3. LIRY南品川(東京都品川区)
4. トレンディー辻堂(神奈川県藤沢市)
5. POTHUB(マレーシア・クアラルンプール)
まとめ
これから、アドレスホッパーみたいな生活をしてみようと思うかたは、まずは、週末に1泊程度、ゲストハウスを利用してみることをおすすめします。
楽天トラベル、じゃらん、エクスペディア、HostelWorld.com、Airbnb、Booking.comなどで予約できます。
ゲストハウスでの生活に慣れた後、今住んでいる住居を引き払って、本格的にアドレスホッパーをやってみる場合は、HafH(ハフ)のサブスクリクションサービスをおすすめします。
HafH(ハフ)の1か月定額制のいつもHafH[風]といつもHafH[土]は、月額82,000円(税込)なので、1日あたり2,733円(税込)です。
敷金、礼金も不要で、水道光熱費、Wifi代金込みでこの料金なので、超お得です。
ゲストハウスの利用者は、若いかたが大半のようなので、私は浮いてしまいそうですが、是非利用してみたいと思っています。
では、また。
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