こんにちは、オイケです。
代わりに、10月4日から「宅急便」に「180サイズ」と「200サイズ」が追加され、それぞれ30Kgまでの荷物が発送可能になりましたので、160サイズを超える荷物を送る際は、「宅急便」をご利用ください。
宅急便の料金については、公式ページで調べることができます。
この記事では、引越さなければならないのに、引越し業者が空いていなくて困っている引越し難民のかたや、大きな荷物はないので引越し業者に頼まず宅急便で荷物を送りたいかたに向けて、クロネコヤマトの宅急便とヤマト便で引越し荷物を送る場合の運賃、つまり、料金の見積もり方法を紹介します。
引っ越しシーズンに引越し業者を探すのは大変ですよね。
発送希望日や受け取り希望日が引越し業者側の都合と合わなかったり、見積もりに来てもらったり、ダンボール箱を持ってきてもらったりなど面倒くさいですね。
しかし、宅急便を使えば、引越し業者との打ち合わせも不要、見積もりに来てもらう必要も無く、自分のペースで荷造りして送ることができます。
でも、宅急便で引越し荷物を送る場合の料金やデメリットなどが気になりますよね。
では、クロネコヤマトの宅急便で送る引っ越し荷物の料金見積もり方法やデメリットなどについて説明しますね。
尚、ヤマトやゆうパックで宅配便を安く簡単に送る・受け取る情報まとめについては、以下の記事をご覧ください。
クロネコヤマトの宅急便とヤマト便で送れない物
宅急便で送れない物
荷物の重さとサイズという観点で、宅急便で送れない物は、
- 25Kgを超える荷物
- 縦×横×高さの3辺合計が160cmを超える荷物
のどちらかに該当する物です。
荷物の内容物という観点で、宅急便で送れない物については公式サイトをご覧ください。
ヤマト便で送れない物
荷物の重さとサイズという観点で、ヤマト便で送れない物は、
- 30Kgを超える荷物
- 縦×横×高さの3辺合計が200cmを超える荷物
のどちらかに該当する物です。
尚、宅急便で送ることができる荷物はヤマト便でも送ることもできます。
クロネコヤマトの宅急便とヤマト便の違い
荷物の重さとサイズという観点以外では、宅急便とヤマト便とで以下のような違いがあります。
配達日指定可否の違い
宅急便では配達日の指定ができますが、ヤマト便では指定できません。
これは、宅急便のメリットであり、ヤマト便のデメリットであります。
宅急便の配達日指定は、最短日から最長で7日先まで指定できます。
これに対し、ヤマト便の配達日は、宅急便の最短日+1日に固定されます。
例えば、東京都から長野県に宅急便で荷物を送ると配達日は最短で翌日ですが、ヤマト便で荷物を送ると配達日は2日後になります。
東京都から福岡県に宅急便で荷物を送ると配達日は最短で2日後ですが、ヤマト便で荷物を送ると配達日は3日後になります。
基本的にヤマト便では到着日を1日早めたり、1日遅くしたりすることができませんが、ダメ元で個別に相談してみると、もしかしたら、特別対応してくれるかもしれません。
配達日を指定したいかたは、ヤマト便ではなく宅急便を使いましょう。
配達時間帯指定可否の違い
宅急便の配達時間帯指定は、
- 午前中
- 14時~16時
- 16時~18時
- 18時~20時
- 19時~21時
の選択が可能です。
これに対し、ヤマト便では配達時間帯を指定することができません。
これも、宅急便のメリットであり、ヤマト便のデメリットであります。
よって、ヤマト便の場合は配達予定日に午前8時から待機しておく必要があります。
配達時間帯を指定したいかたは、ヤマト便ではなく宅急便を使いましょう。
最大口数の違い
宅急便の最大口数は5個口です。
例えば、引っ越し荷物が18個ある場合は、5個口+5個口+5個口+3個口というふうに4セットに分けて荷物番号が割り当てられ、料金精算することになります。
これに対し、ヤマト便では最大口数の制限がありませんので、18個を1セットとして荷物番号が割り当てられ、料金精算することになります。
この違いを利用して、例えば、宅急便を利用することで、発送する時は、荷造りが5個完成するたびに発送することができます。
3月23日に5個荷造りして発送して、翌日も5個荷造りして発送して、みたいに荷造りスケジュールに合わせて発送して、到着日を全て3月30日にすることで同じ日に全ての荷物を受け取ることができます。
また、同じ日の同じ時間帯にまとめて荷物が到着すると、荷物の片づけが難しくなるので時間差で荷物を受け取りたい場合は、3月30日午前中に5個配達、3月30日14時から16時の間に5個配達といったふうに、荷物番号ごとに配達日時を分けることができます。
これに対し、ヤマト便では18個を1セットとして荷物番号が割り当てられるため、18個全ての荷造りが完成してから発送して、引っ越し先には18個がまとめて届けられます。
クロネコメンバー割適用可否の違い
クロネコメンバーズカードにプリペイド式電子マネーとしてチャージすることで、集荷時や営業所(宅急便センター)への持ち込み時にチャージした電子マネーで運賃を支払うことができます。
宅急便の運賃をクロネコメンバーズカードにチャージした電子マネーで支払うと10%引きになります。
しかし、ヤマト便の場合は割り引きになりません。
これもまた、宅急便のメリットであり、ヤマト便のデメリットであります。
よって、ヤマト便の場合は、クロネコメンバーズカードの電子マネーで支払うメリットがほとんど無いので、現金払い、または、nanaco、WAON、楽天edy、交通系電子マネーと呼ばれる、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんで支払った方がいいですね。
クロネコメンバーズカードに併用されているnanacoまたはWAONまたは楽天edyで宅急便の運賃を支払っても10%引きになりません。
10%引きになるのはクロネコメンバーズカードにチャージされているヤマト専用電子マネーで支払った場合のみです。
クロネコヤマトの宅急便の料金見積もり方法
クロネコヤマトの公式ページに掲載されている宅急便の運賃情報をもとに、Excelで運賃計算表を作ってみました。
このExcelファイルは、クロネコヤマトの宅急便の料金を見積もることができますので、よければ使ってみてください。
宅急便運賃計算表 (Excelファイル, 34KB, 2019年10月1日更新)
【使い方】
- 発送元とお届け先の右側のオレンジ色のセルをクリックして該当地域を選択
- 送る荷物の①重量②縦の長さ③横の長さ④高さを入力
- 割引オプションの右側のオレンジ色のはい/いいえを選択すると、黄色のセルに割引後運賃(税込)が表示される
しかし、直接開かず一旦ファイルに保存してウィルスチェックを行い、問題が無いことを確認したうえで開いてください。
1個口を残してはいけない
宅急便の複数口の場合、複数口割引として1個につき100円割り引かれます。
例えば、6個口の場合、5個口+1個口に分けてしまうと、5個口分は複数口割引として合計500円割引になりますが、残り1個は複数口割引が適用されません。
このような場合は、1個口を残さず、4個口+2個口や3個口+3個口にすることで、複数口割引が合計600円になり、1個口を残してしまった場合と比べて100円お得です。
ヤマト便の料金見積もり方法
総重量が180Kg以下の場合
クロネコヤマトの公式ページに掲載されているヤマト便の運賃情報をもとに、Excelで運賃計算表を作ってみました。
このExcelファイルは、クロネコヤマトのヤマト便の料金を見積もることができますので、よければ使ってみてください。
ヤマト便運賃計算表 (Excelファイル, 673KB, 2019年10月1日更新)
【使い方】
- 各荷物の①重量②縦の長さ③横の長さ④高さを入力
- 発送元とお届け先の右側のオレンジ色のセルをクリックして該当地域を選択
- 割引オプションの右側のオレンジ色のはい/いいえを選択すると、黄色のセルに運賃(税込)が表示される
しかし、直接開かず一旦ファイルに保存してウィルスチェックを行い、問題が無いことを確認したうえで開いてください。
総重量が180Kgを超える場合
ヤマト便の公式ページに以下の記載があります。
「総重量」が180kg以上の料金に関しては0120-01-9625までお問い合わせください。
総重量が180Kgを超える場合、ヤマト便の運賃計算表(Excelファイル,642KB)で料金を見積もることができません。
その場合、クロネコヤマトに電話して、
- 出発地
- 到着地
- 総重量
を伝えて料金を見積もってもらうことができます。
まとめ
宅急便は、25Kg以下かつ3辺合計が160cm以下という制限があるので、25Kgを超えて30Kg以下または160cmを超えて200cm以下の荷物の場合は、必然的にヤマト便を使うことになります。
25Kg以下かつ3辺合計が160cm以下の荷物であれば、宅急便、ヤマト便のどちらでも送ることができます。
この場合、配達日と配達時間帯を指定したい場合は、宅急便を使うことになります。
宅急便を使う場合は、クロネコヤマトのメンバーズカードにチャージして運賃を支払うと10%引きになるので、荷物の数が多く料金が高額になる引っ越しの場合はチャージして支払うことをおすすめします。
配達日と配達時間帯を指定する必要が無く、もっと安く引越し荷物を送りたいかたにはヤマト便をおすすめします。
この記事に添付している、
- 宅急便の料金見積もりExcelファイル
- ヤマト便の料金見積もりExcelファイル
を使って料金を見積もり、目的に応じて宅急便とヤマト便を使い分けてはいかがでしょうか。
では、また。
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