フリーソフトInkscapeで無料でpdfを編集する手順

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

フリーソフトInkscapeで無料でpdfを編集する手順 趣味
この記事は約11分で読めます。

こんにちは、オイケです。

 

この記事では、アイコン、ロゴ、イラストなどを描けるドロー系のフリーソフトInkscapeを使って、pdfファイルを編集する手順を解説します。

 

本記事では、Inkscapeでpdfを読み込めない時の対処方法も解説しています。

 

一例として、役所や税務署などに提出する帳票pdfを題材に、文字や図形を挿入する手順を解説します。

個人事業主や一人で会社経営されているかたの場合、役所や税務署などに提出する書類が多々あります。

手書きで間違えると訂正線や訂正印が必要となり、ちょっと見た目が良くないですよね。

また、訂正できないレベルの間違いだと書き直すことになり、役所に用紙をもらいに行ったり、役所のホームページから帳票pdfをダウンロードして印刷したりなど面倒です。

 

Inkscapeを使えば、役所の書類にきれいに文字を入力でき、画面上で誤字チェックしてその場で編集することで、訂正線や訂正印が不要になり、書き直しも不要になります。

役所からもらった紙の書類をpdfに変換、または、役所のホームページから帳票pdfをダウンロードして、pdfをInkscapeに読み込み文字入力や編集することができます。

 

では、Inkscape以外での一般的なpdf編集手法の紹介とInkscapeのpdf編集手順について説明しますね。

 

【関連記事】スキャナーで作成したpdfをInkscapeで編集する手順

【関連記事】【使える?】オンラインの無料pdf編集サイトでpdfを編集する手順

【関連記事】Office Lensで平成元号の紙帳票をWordに変換してみた

 

Inkscape以外での一般的なpdf編集手法

Inkscape以外での一般的なpdf編集方法として、以下の2つが思い付きます。

①ソフトウェアでのpdf編集

pdf編集ができるソフトウェアは多数あるようですがが、私が知っている限りだと以下の3つがあります。

  1. Adobe の Acrobat Pro DC 20,477円(税込)/年間
  2. wondersharePDFelement Pro 8,280円(税込)/年間 9,980円(税込)/永久
  3. Microsoft Offie Personal 2019 32,184円(税込)/永久

 

値段は高いですが、個人的に一番安心だと思うのはAcrobat Pro DCです。

私は、2016年にpdfファイルに電子署名するために、Acrobat Standard DC サブククリプション(月々払い)を契約し、毎月2,678円(税込)を支払っていましたが、電子署名だけのためにこの金額を払い続けるのは負担が大きかったため、その後、解約しました。

 

高機能の有料ソフトでおすすめなのは、PDFelement  Proです。

PDFelement Proの使い方については、↓下の記事にくわしく書いています。

 

【関連記事】【PDFelement Pro】安くて高機能のPDF編集ソフトの使い方

 

PDFelement Proは、ライセンスを購入せず機能制限付きで無料トライアルできるので、InkscapeでのPDF編集に疲れたら、PDFelement Proの体験をおすすめします。

一度PDFelement Proを使ってしまうと楽過ぎて、InkscapeでのPDF編集には戻れなくなってしまうでしょう。

 

私が使っているMicrosoft Word 2013でpdfを読み込んでみたのですが、表が崩れたり、ページの切れ目が変わったりして実用的ではありませんでした。

最新版のMicrosoft Wordでは解消されているかもしれませんが。。。

 

②オンラインでのpdf編集

私が試した4つを「良い」と思った順番に並べると以下のとおりです。

  1. lightPDF
  2. Smallpdf
  3. Hipdf
  4. PDFCandy

 

lightPDFは使用回数の制限が無く、文字サイズを数値で指定できるので、オンラインでpdf編集するのであれば、これがおすすめです。

Smallpdfは有料版であれば使用回数の制限がありませんが、無料版は使用回数の制限があり、また、文字サイズを数値で指定できません。

Hipdfはフォントタイプやフォントサイズを選択できません。

PDFCandyは編集後のpdfをダウンロードしてPDF viewerで表示したら、ひらがなが□に化けていたので、てPDF viewerとの相性問題があるようです。

 

オンラインpdf編集のデメリット
追加した文字のフォントタイプやフォントサイズの情報や追加した図形の情報を維持した状態でファイルに保存することができず、pdfで保存することになります。
よって、ブラウザを閉じたあと、文字の誤記や図形の間違いに気付いたら、もう一度文字や図形の追加作業をやり直す必要があります。
つまり、保存したpdf内の自分で追加した文字や図形を、編集することができません。

 

Inkscapeでpdf編集するデメリットとメリット

Inkscapeでpdf編集するデメリット

私が感じたInkscapeでpdf編集するデメリットは以下の3つです。

 

  1. パソコンにInkscapeをインストールしなければならない
  2. Inkscapeの使い方を覚えなければならない
  3. pdfをInkcape用ファイルに変換しなければならない場合がある

 

無料ソフトをインストールすることに対し抵抗があるかたもいらっしゃるかもしれませんが、インストール自体は簡単で下の記事に解りやすく説明しています。

 

【関連記事】無料でイラストを描けるInkscapeのインストール手順

 

Inkscapeでの文字挿入、文字のフォントタイプ変更、フォントサイズ変更は、Microsoft Wordを使ったことがあるかたでしたら直感で操作できます。

Inkscapeは複数ページのpdfの読み込みにも対応していますが、私のパソコンでは複数ページのpdf読み込み開始後30分経っても「応答なし」のままで、pdf読み込み後の画面が表示されることはありませんでした。

このため、オンラインでpdfをInkscape用のsvgファイルに変換する必要があり、1~2分余計な時間が掛かってしまう場合があります。

 

Inkscapeでpdf編集するメリット

私が感じたInkscapeでpdf編集するメリットは以下の2つです。

 

  1. フリーソフトなので無料で使える
  2. オンラインpdf編集のデメリット解消

 

やはり、無料は魅力的ですね。

そもそも、Inkscapeはpdf編集ソフトではなくドロー系画像編集ソフトなので、Acrobat Standard DCとは得意分野が異なります。

それにも関わらず、Inkscapeを使って無料でpdfに文字や図形を追加できることはとてもお得ですね。

また、Inkscapeは追加した文字や図形の情報を維持したままInkscape用のsvgファイルに保存できるので、万が一、追加した文字や図形にミスが発覚した場合でもInkscapeで編集することができ、オンラインpdf編集のデメリットを解消できます。

次に、一例として千葉県で個人事業を開始するかたがInkscapeを使って「個人の事業の開始等の報告書」を作成すると仮定した場合のpdf編集手順を説明しますね。

Inkscapeでのpdf編集手順説明

Inkscapeでpdfを読み込めない時の対処方法はpdfをsvgに変換

Inkscapeは直接pdfを読み込む機能が付いていますが、数十分経っても読み込みできない場合があります。

そのような場合の対処方法として、『PDF24_Tools』という無料サイトでpdfをsvgに変換して、その後、svgをInkscapeに読み込む手順で説明します。

まず、ブラウザでPDF24 Toolsのサイトを開きます。

上図の枠内にpdfファイルをドロップする。

 

①フォーマット欄でSVGを選択

②変換をクリック

変換が終了したらダウンロードをクリックすると、パソコンのダウンロードフォルダーに圧縮ファイル(zipファイル)がダウンロードされます。

 

ダウンロードされた圧縮ファイルの中を見ると、この記事でのサンプルpdfが2つのページでできているので各ページ毎にsvgファイルが作成されています。

このあと、0.svgファイルをInkscapeに読み込んで文字や図形を追加する手順を説明します。

 

 

Inkscapeでの文字と図形の追加

まずは、パソコンでInkscapeを起動します。

ファイル開くをクリック