無料でイラストを描けるInkscapeのインストール手順

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こんにちは、オイケです。

 

この記事では、アイコン、ロゴ、イラストなどを描ける「ドロー系」のフリーソフトInkscapeの得意分野、不得意分野、メリット、デメリット、インストール手順を紹介します。

 

有名なドロー系ソフトとして、Adobe Illustrator CCがありますが、月額1,408円、年間23,276円)もかかってしまいます。

ロゴ、イラスト、ポスターなどのプロのデザイナーであればIllustratorを使った方がいいですが、これから、ロゴ、アイコン、名刺、チラシなどを自分でデザインしてみようかなぁと思っているかたは、まずは費用を極力抑えたいですよね。

無料で使えるドロー系フリーソフトとしてポピュラーなのがInkscapeです。

あなたのパソコンにInkscapeをインストールすれば、無料でロゴ、アイコン、名刺、チラシなどを自分でデザインできますよ。

では、Inkscapeの詳細とインストール手順などについて説明しますね。

尚、この記事内の料金は全て『消費税込み』です。

 

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Inkscapeとは?

Inkscapeは画像編集ソフトの中でドロー系と呼ばれる画像作成および画像編集ができるソフトです。

ドロー系の他にペイント系の画像編集ソフトもあります。

例えば、Windowsに標準インストールされている「ペイント」がペイント系であり、ペイントで作成した画像を拡大すると輪郭がギザギザになっています。

 

これに対しドロー系画像編集ソフトで作成した画像を拡大しても輪郭はギザギザにならず、くっきり、はっきりしています。

もちろん、Inkscapeで作成した画像を拡大した場合も輪郭が、くっきり、はっきりしています。

 

また、WindowsやMacのパソコンをお持ちのかたであれば、Inkscapeを無料でインストールして無料で全ての機能を使うことができます。

よって、ある機能を使おうとしたところ課金要求されてしまうといったことはありません。

Inkscapeの得意分野

InkscapeはPowerPointのように、輪郭がはっきりした画像を描いたり、文字を装飾するのが得意なので、例えば、ロゴ、イラスト、名刺、チラシ、ポスターなどの作成が得意分野です。

数年前までは、自分で作成したチラシデータの印刷を印刷会社に依頼する場合、多くの印刷会社がIllustlatorのaiファイルでの入稿に限定していました。

Inkscapeでもaiファイルを出力する機能がありますが、Illustratorのaiファイルとの互換性が完璧ではなく、Inkscapeで作成したaiファイルを印刷会社に入稿した場合、印刷会社側で入稿ファイルを読み込んだところ画像が崩れてしまうリスクがあり、Illustratorで作成したaiファイルでの入稿が一番安心でした。

しかし、2017年頃からは大手印刷会社でもpdfファイルでの入稿を受け付けるようになり、Inkscapeで作成したpdfファイルで気軽に入稿できるようになりました。

Inkscapeの不得意分野

Inkscapeは、輪郭がはっきりしない画像、例えば、筆、はけ、ブラシで描いたような「かすれ」がある画像を描くのが不得意です。

また、写真の上に文字を書いたり、イラストを描いたりするのは得意ですが、写真そのものを編集するのは不得意です。

Inkscapeの色のはRGBと呼ばれる、赤・緑・黒の3色で表現されていますが、印刷会社ではRGBをCMYKと呼ばれる、シアン・マゼンダ・イエロー・キープレートの4色表現に変換して印刷するので、印刷物の出来上がりの色がInkscapeで描いた時の色と少し異なることがあり得ます。

Inkscapeのメリット

私が感じているInkscapeを使うメリットは、

  • 無料で使える
  • 無料のわりには機能が豊富
  • 市販の参考書あり
  • 参考サイトあり

です。

 

無料なので使ってみて気に入らなければ、アンインストールすれば費用も掛からずに済みます。

ガンガン使いこなして物足りなくなってきたら、Illustratorに乗り換えればいいのではないかなと思います。

しかし、私はInkscapeでも全く使いこなせておらず、知らない機能が沢山あり、私にとっては機能が豊富過ぎるくらいです。

 

Inkscapeは無料ソフトですが市販の参考書があり、私は、

  • Inkscape 独習ナビ インプレス 2,178円
  • GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック 1,408円

を持っています。

また、Inkscapeは公式サイトをはじめ、Inkscapeの使い方を紹介しているサイトが多数あるので、使い方が判らない場合はネットで検索すれば解りやすく説明しているサイトが見つかります。

Inkscapeのデメリット

私が感じているInkscapeを使った場合のデメリットは、

  • デグレードすることがある
  • 使えるはずの機能が使えないことがある
  • パソコンへの負荷が大きい

です。

私は2019年1月までは、Inkscape 0.48.5 を使っていました。

以前、バージョンアップしたところ起動さえもしなくなったので、0.48.5 に戻してそのまま使ってきました。

2019年2月にInkscape 0.92.4 にバージョンアップし、特に問題なく使えています。

 

Inkscape 0.92.4 ではまだ未確認ですが、0.48.5 では「数値入力欄に数値を入力しても何も反映されない」という、使えるはずの機能が使えないことがありました。

 

また、私のパソコンの処理能力の問題かもしれませんが、Inkscapeの起動に10秒以上かかり、Inkscapeを起動したままにしていると他のソフトの動きが遅くなります。

しかし、Inkscape自体はファイルを2つ開いても問題無く動きます。

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Inkscapeのインストール手順

公式サイトからダウンロード

まず、Inkscapeの日本語版公式サイトを表示します。

ダウンロードをクリック。

 

使用しているパソコンのOSに合ったボタンをクリック。

上の図の例では、Windowsをクリック。

 

Windowsパソコンにインストールする場合は、パソコンにインストールされているWindowsのビット数に応じて、32-bitまたは64-bitを選択します。

 

Windowsのビット数確認方法
PC設定 → PC情報
システムの種類 ●●ビットオペレーティングシステム
●●の部分が32または62と表示されます。

 

ダウンロードするファイルのタイプを選択します。

私は、exeファイルをダウンロードしました。

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インストール

インストールしたexeファイルをダブルクリックすると、使用言語を聞いてきます。

初期値が「Japanese/日本語」になっているので、そのままOKをクリック。

 

次へをクリック。

 

次へをクリック。

 

インストールをクリック。

 

上の図はインストール中の画面です。

数分かかります。

 

Inkscapeを実行のチェックボックスにチェックを入れて完了をクリックするとInkscapeが起動します。

 

上の図がInkscape起動後の画面です。

 

注意点

私の経験でのInkacape使用時の注意点は、

  • 新バージョンリリース後、すぐにバージョンアップしない

です。

新バージョンリリース後、しばらく口コミを見て安定していることを確認してからバージョンアップした方がいいです。

 

補足説明

InkscapeのバージョンとInkscapeをインストールしているパソコンとの相性の問題かもしれませんが、私の場合、Inkscapeで印刷すると何も印刷されず、真っ白の紙が出てきます。

よって、一旦Inkscapeからpdfファイルを出力して、pdfビューアでpdfファイルを開いてから印刷しています。

まとめ

Inkscapeで、ブログのロゴやファビコン、SNSのアイコンなどを無料で作ることができます。

経験や知識が少ないと、プロのデザイナーやイラストレーターのようなかっこいいロゴを作るのは厳しいですが、かっこいいロゴをお手本にして、試行錯誤しながら一つずつコマンドを覚えて自分専用のオリジナルロゴを作るのも楽しいですよ。

 

 

では、また。

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