こんにちは、オイケです。
この記事では、lightPDFというオンラインの無料pdf編集サイトでpdfを編集する手順を紹介します。
編集題材として、会社や個人事業所で紙で管理されている帳票原本中の元号を新元号に変更してみます。
大部分の会社や個人事業所では帳票を電子データで管理していると思いますが、帳票原本が紙しか残っていない場合、帳票原本を変更するのが大変だと思います。
修正テープを貼って、上からボールペンで書き換えるのは格好わるいですよね。
職場にスキャナーがあれば、紙帳票原本をスキャナーに読み込みpdfに変換することで、そのpdfに対し元号を変更し、きれいに印刷することができます。
では、スキャナーで紙帳票原本から変換したpdfに対し、オンラインの無料pdf編集サイトで元号を変更する手順について解説しますね。
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紙帳票原本のサンプル
紙帳票原本のサンプルとして以下のFAX送付票を使います。
日常業務でこのFAX送付票の紙原本をコピーして、必要事項を記入してFAX送信していると仮定します。
元号変更にあたり、紙原本のFAX送付票をスキャナーに読み込みpdfを作成します。
作成したpdfをオンラインサイトに読み込み、上の図の2箇所を新元号に変更します。
オンラインでpdfの元号を変更する方法
オンラインで無料でpdfを編集できるサイトはいくつかありますが、この記事では私が使ってみて一番良いと思ったlightPDFを使って説明します。
まずは、ブラウザでlightPDFのサイトを開きます。
スキャナーで作成したpdfファイルをオンラインサイトにドラッグ&ドロップします。
①これから描く色を白に設定
②ペンを選択
③修正ペンの要領で平成の上をペンで塗りつぶす
①これから入力する文字の色を黒に設定
②テキストを選択
③平成と表示されていた位置に新元号を入力。2019年2月17日の時点では新元号不明のため、??と仮入力
①文字タイプを選択
②Araiでは文字線が細いため、Arai Blackに変更
これから、右下の帳票作成日を変更します。
平成を白塗りした時の要領で、これから描く色を白に設定➡ペンを選択➡帳票作成日を塗りつぶします。
新元号を入力した時の要領で、文字の色を黒に設定➡テキストを選択➡帳票作成日を入力します。
ここでは仮に「??元年●月●日版」と入力します。
これで元号変更に伴う、FAX送付票の変更作業は完了です。
変更後のpdfファイルを作成するため、保存をクリック
オンラインサイトからpdfファイルをパソコンにダウンロードします。
上の図の下側のファイルがオンラインサイトからダウンロードしたpdfファイルです。
ダブルクリックしてpdfビューアで正しく変更されたかを確認します。
右下の帳票作成日は変更したとおりになっています。
しかし、右上の日付の欄の「??」が無くなっています。
私の操作ミスで「??」を削除してしまったようです。
このような場合、もう一度、スキャナーで作成したpdfをオンラインサイトに読み込み、全ての編集作業を行う必要があります。
オンラインサイトでのpdf編集のメリット
私が感じたメリットは、
- 無料で編集できる
- パソコンにソフトをインストールする必要が無い
- 直感で簡単に操作できる
です。
オンラインサイトでのpdf編集のデメリット
私が感じたデメリットは、
- 編集後、pdfをダウンロードする前のデータを保存できない
です。
そもそも、オンライサイトを運営しているのはpdf編集のパソコンソフトを販売している会社なので、私が感じたデメリットを制限事項として設けないとパソコンソフトが売れませんよね。
まとめ
オンラインサイトでのpdf編集は、パソコンに余計なソフトをインストールする必要も無く気軽に使えますが、編集後のpdfをダウンロードする前のデータを保存できないのは致命的だと思います。
しかし、保存できなことを承知で、pdfをダウンロードする前に画面上で変更内容に間違いや漏れがないことを漏れなくチェックすることで十分役立つと思います。
元号変更に関わらず、紙帳票原本の変更箇所が1~2箇所程度であれば、スキャナーでpdfを作成してオンラインサイトで編集してみてはいかがでしょうか。
では、また。
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