こんにちは、オイケです。
10,000円以下の安くて信頼できるメーカーのドライブレコーダーを探していませんか?
以前からドライブレコーダーには興味があり、時々、Amazonで安いドライブレコーダーの価格やビューを見ていました。
10,000円以下の多数のドライブレコーダーの場合、同じ商品なのに褒めたたえるレビューと使いものにならない内容のレビューがあり、当たり外れが心配で買う気になれませんでした。
カーショップで扱っている、コムテック、カロッツェリア、セルスター、ケンウッド、ユピテルなどのメーカー品の方が品質上安心なのでしょうが、安いモデルでも10,000円以上です。
ところが、数日前に近所のディスカウントショップのチラシに、ユピテルのDRY-SV1050cというドライブレコーダーが税込7,980円で出ていました。
アマゾン、Yahoo!ショッピング、楽天市場よりも安いので購入してみました。
シガーソケットから電源を取り、簡単に取り付けることができました。
では、ユピテルのDRY-SV1050cの特徴、取付方法、使った感想などを紹介しますね。
尚、この記事内の料金は全て『消費税込み』です。
ユピテルDRY-SV1050cの特徴
画質はFull HD
カメラは200万画素CMOSで1920×1080のFull HD撮影が可能です。
1280×720のHD撮影も可能ですが、より鮮明に録画するためにはFull HDで撮影したほうがいいですね。
尚、数千円のドライブレコーダーの場合、Full HD撮影ができずHD撮影の機種があるので購入時に要注意です。
Gセンサー記録ができる
ユピテルDRY-SV1050cにはGセンサーが付いているので、Gセンサーが衝撃を察知すると衝撃前後の映像が上書きされないように、専用フォルダーに保存されます。
Gセンサーが付いていないドライブレコーダーの場合は、衝撃を受けた後、上書きされないように、自分でドライブレコーダーの電源をオフにするなどして、録画ファイルの管理が必要です。
8GBのmicroSDカード付き
8GBのmicroSDカードは数百円で買えますが、付属しているのはうれしいです。
ユピテルDRY-SV1050cのみを購入すれば、他に別売品を購入する必要はなく、使うことができます。
但し、8GBのmicroSDカードでの常時録画時間は約30分です。
- 16GBのmicroSDカードに変えると常時録画時間は約60分
- 32GBのmicroSDカードに変えると常時録画時間は約120分
になるので、しばらく使ってみて常時録画時間に不足を感じるようであれば、32GBのmicroSDカードを購入しようと思います。
尚、ユピテルDRY-SV1050cで使えるmicroSDカードの最大容量値は32GBです。
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1年間の無料のカーレスキュー
DRY-SV1050cに限らず、ユピテルの他のドライブレコーダーもキャンペーン期間限定で、タイムズクラブのロードサービスカーレスキューが1年間無料になります。
オプション機能
オプション部品を購入すれば、駐車中に動体検知記録やGセンサー記録ができます。
- マルチバッテリー 25,300円
- 電圧監視機能付電源ユニット 6,600円
- 5Vコンバーター付電源直結コード 2,200円
駐車中の記録機能を使いたい場合は、上の1.+3.の組み合わせ、または、2.+3.の組み合わせのオプション部品を購入する必要があります。
付いていない機能
付いていない機能をあげればきりがないですが、代表的なものをあげると以下の3つがあります。
- リアカメラ
- GPS
- 暗所での高感度撮影
追突されたり、煽られたりした時のことを考えると、リアカメラ付きも魅力的ですが、自分で取り付けるにはハードルが高いので、初めて購入する安い初心者向けのドライブレコーダーとしては、DRY-SV1050cで十分ではないかと思います。
ユピテルDRY-SV1050cの取付方法
①ブラケットの貼り付け
ブラケットの貼り付け位置仮決め
運転時にドライブレコーダーが目障りにならないよう、ルームミラーの近くにブラケットを貼り付けることにしました。
ドライブレコーダー本体をブラケットに取り付けた状態で、ルームミラーに干渉しないことを確認した上で、おおよそのブラケットの貼り付け位置を仮決めしました。
ブラケットとフロントガラスの脱脂
両面テープを使って、ブラケットをフロントガラスに接着します。
両面テープの接着面が汚れていると、接着が弱く、ドライブレコーダーがフロントガラスから外れてしまうことがあるようです。
そこで、両面テープを貼り付ける前に、上図の黄緑箇所を脱脂します。
パーツクリーナーやガラスクリーナーを使って脱脂する人もいるようですが、取扱説明書には、
と書かれているので、無水エタノールを使って脱脂しました。
尚、無水エタノールは、冷蔵庫、電子レンジ、換気扇などの汚れ取りにも便利です。
貼り付け
ドライブレコーダー本体をブラケットに取り付けた状態で、まず、ブラケット側に両面テープを貼り付けます。
次に、ルームミラーと干渉を再確認しながら、フロントガラスの仮決めした位置にブラケットを貼り付けます。
貼付け後、ドライブレコーダー本体をブラケットから外して、指でブラケットをフロントガラスに念入りに押し付けます。
②電源コードの引き回し
ユピテルDRY-SV1050cの取り付けで一番面倒なのが、シガーソケットからドライブレコーダー本体までの電源コードの引き回しです。
ドライブレコーダー本体から電源コードをぶら下げるのが一番簡単ですが、電源コードが目障りで、かつ、電源コードの重さでブラケットの両面テープがフロントガラスから外れてしまう恐れがあります。
そこで、以下の経路で電源コードを引き回しました。
- シガーソケット→ピラー
- ピラー→天井
- 天井→本体
まず、シガーソケット→ピラーについては、ハンドルとブレーキペダルの間に、直接は見えない空間があるので、そこに手を突っ込んで電源コードをはわせました。
次に、ピラー→天井については、下の写真を使って説明します。
まず、上の写真の①の黒いゴムを指でつまんでゆっくりと引っ張ると、じわーと剥がれてきます。
接着剤は付いていないので、黒いゴムを差し込めば元に戻ります。
黒いゴムを全部剥がす必要はなく、ピラーの高さ(フトントガラスの高さ)分だけ外せば十分です。
黒いゴムを外すと、ピラー樹脂と金属の隙間が見えるので、隙間に指を入れて上の写真の②のピラー樹脂をゆっくりと引っ張ると、パカッ、パカッとピラー樹脂が剥がれます。
次に、電源コードを下から天井に向けて、ピラー内を上の写真の黄緑の経路に通します。
最後に、天井→本体について説明します。
ピラー樹脂が外れた状態だと、天井が少し下がり、天井と金属の間に隙間ができるので、その隙間に電源コードを入れて、上の写真の黄緑のように、ピラー上部からルームミラーに向けて電源コードをはわせます。
天井からブラケットまでの7~8cm分の電源コードを天井からぶら下げたら、ピラー樹脂をパカッ、パカッとはめ込んで、黒いゴムを元に戻します。
電源コードの余っている分については、元々、電源コードを束ねてあった柔らかい針金で束ねて、ハンドルとブレーキペダルの間の直接は見えない空間に置きます。
これで、ユピテルDRY-SV1050cの取り付けが完了しました。
下の写真は、取り付け後のブラケットとドライブレコーダー本体です。
ユピテルDRY-SV1050cの良い点
きちんと録画できている
まだ、数日しか使っていませんが、
- 録画されていない
- 録画画像のノイズが多い
といった症状はありません。
当たり前のことですが、運転した最後の約30分間が、毎回きちんと録画できているので安心して使うことができます。
事故前後の録画が保存される
まだ、事故を起こしていませんが、
- 電源オン後、サンシェードを外す際に、本体を触ってしまった時
- 段差を乗り越えた時
の録画が上書き禁止のフォルダーに保管されていました。
よって、万が一、事故を起こしてしまった場合も事故前後の録画が消去されることなく、上書き禁止のフォルダーに保管されると思うので安心です。
十分に広角撮影できる
交差点での横方向から来た車との事故の場合は、極力、広角撮影できた方が沢山の画像情報が記録されていて便利だと思います。
ユピテルDRY-SV1050cの最大記録画角は、
- 対角130°(水平110°、垂直60°)
です。
録画を見た限りでは、十分に広角撮影できていると思います。
価格が少し高くなりますが、もっと広角撮影できる機種がいいと思われるかたには、2019年5月に発売された、
- ユピテルDRY-SV1150c 対角160°(水平138°、垂直85°)
をおすすめします。