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Detailed Specifications

システムヘルメット20選の
各商品の詳細情報

人気20商品のスペック、サイズ感、静粛性、安全性などを徹底調査。あなたのヘルメット選びを完璧にサポートします。

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The Specification Matrix

1位から20位のランキング詳細情報

1

NEOTEC 3

SHOEI

総合得点 50
サイズ感:5点
シールド視界:5点
サンバイザー:5点
チンガード:5点
内装脱着洗濯:5点
本体重量:5点
静粛性:5点
安全規格取得:5点
換気性能:5点
インカム装着:5点
2

RPHA 91 ソリッド

HJC

総合得点 49
サイズ感:5点
シールド視界:5点
サンバイザー:5点
チンガード:5点
内装脱着洗濯:5点
本体重量:4点
静粛性:5点
安全規格取得:5点
換気性能:5点
インカム装着:5点
3

YJ-21 ZENITH

ヤマハ(Y'S GEAR)

総合得点 43
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:5点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:5点
本体重量:3点
静粛性:5点
安全規格取得:5点
換気性能:5点
インカム装着:4点
4

ADVANT-X F

LS2 HELMETS

総合得点 42
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:4点
チンガード:5点
内装脱着洗濯:5点
本体重量:4点
静粛性:4点
安全規格取得:4点
換気性能:4点
インカム装着:4点
5

i91 ソリッド

HJC

総合得点 41
サイズ感:4点
シールド視界:5点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:4点
安全規格取得:5点
換気性能:4点
インカム装着:4点
6

RYUKI

OGK KABUTO

総合得点 40
サイズ感:5点
シールド視界:4点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:4点
静粛性:4点
安全規格取得:3点
換気性能:4点
インカム装着:4点
7

DN-010BT フリップアップシステムヘルメット

デイトナ

総合得点 39
サイズ感:4点
シールド視界:5点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:4点
安全規格取得:3点
換気性能:4点
インカム装着:4点
8

HK-171 FL システムヘルメット

コミネ

総合得点 38
サイズ感:4点
シールド視界:3点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:4点
安全規格取得:4点
換気性能:4点
インカム装着:4点
9

RT1500-AI7

ASTONE

総合得点 38
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:5点
静粛性:4点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:3点
10

REIZEN モジュラーヘルメット

リード工業

総合得点 37
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:4点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:4点
インカム装着:5点
11

DN-004LT システムヘルメット

デイトナ

総合得点 36
サイズ感:3点
シールド視界:5点
サンバイザー:4点
チンガード:4点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:4点
12

MODIFY GT STRIPE

WINS

総合得点 34
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:4点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:3点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:4点
13

MODIFY X

WINS

総合得点 33
サイズ感:4点
シールド視界:4点
サンバイザー:3点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:3点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:4点
14

SCOPE

LS2 HELMETS

総合得点 33
サイズ感:4点
シールド視界:3点
サンバイザー:4点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:3点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:4点
15

PT-2 ダブルシールドシステムフルフェイスヘルメット

TNK工業

総合得点 32
サイズ感:3点
シールド視界:3点
サンバイザー:4点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:3点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:3点
16

Wシールド フリップアップ フルフェイス ヘルメット FX8

ネオライダース

総合得点 29
サイズ感:3点
シールド視界:3点
サンバイザー:3点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:3点
本体重量:4点
静粛性:2点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:2点
17

FUKUSEI システムヘルメット FF868

FUKUSEI

総合得点 28
サイズ感:2点
シールド視界:3点
サンバイザー:3点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:4点
本体重量:3点
静粛性:2点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:2点
18

BH-56MK Wシールド システムヘルメット

ユニカー工業

総合得点 27
サイズ感:2点
シールド視界:3点
サンバイザー:3点
チンガード:3点
内装脱着洗濯:3点
本体重量:3点
静粛性:2点
安全規格取得:3点
換気性能:3点
インカム装着:2点
19

SOMAN-955 システムヘルメット

SOMAN

総合得点 21
サイズ感:1点
シールド視界:2点
サンバイザー:3点
チンガード:2点
内装脱着洗濯:2点
本体重量:2点
静粛性:2点
安全規格取得:3点
換気性能:2点
インカム装着:2点
20

TONGFANG システムヘルメット

TONGFANG

総合得点 16
サイズ感:1点
シールド視界:2点
サンバイザー:2点
チンガード:2点
内装脱着洗濯:2点
本体重量:2点
静粛性:1点
安全規格取得:1点
換気性能:2点
インカム装着:1点
Product Details

各商品の詳細情報

1位 SHOEI

NEOTEC 3

総合点数 50 / 50点

特徴と概要

SHOEIの「NEOTEC 3」は、高い安全性や快適性、静粛性を高度に備えています。プロのツーリングに最適な最高峰のシステムヘルメットです。

強靭なガラス繊維と3次元形状の有機繊維を緻密に積層した独自構造「AIM+」を採用しました。この独自設計により、圧倒的な帽体剛性と軽量化を両立しています。

また、専用の通信システム設計「SHOEI COMLINK」を装備しました。美しい外観や優れた空力特性を維持したまま、専用インカムをシームレスに内蔵できます。

基本仕様

  • メーカー: SHOEI
  • 定価: 81,400円
  • 実売価格の目安: 75,000円〜81,400円前後
  • 安全規格: JIS規格
  • サイズ展開: SからXXXLまで豊富に用意されており、幅広い頭部寸法に対応します
  • あご紐: 強度の高いマイクロラチェットバックルを装備しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

SHOEI独自の一切の妥協を排した豊富な頭部計測データベースに基づき、立体成形された「3D フルサポートインナーIV」を装備しています。

頭部全体に圧力が均等に分散されるため、比類なき快適なフィット感を提供します。

さらに、正規販売店に常駐する認定スタッフによる個別計測調整のサービスに対応しました。

チークパッドやセンターパッドの内部に、個々の骨格に応じた専用の調整パッドを付加することで、各ライダーの頭部に完璧に適合する究極のカスタムオーダー感覚のサイズ感を得ることができます。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

シールドには、視野の歪みを緻密に補正して高い光学性能を誇る「CNS-3C シールド」を採用しました。

また、中央部で強力にロックする「センターロックシステム」により、シールドのたわみを防いで密閉性を高めています。

標準付属の高性能防曇シート「SHOEI DRYLENS」を装着すれば、過酷な雨天時や非常に気温が低い環境であっても、クリアな視界を維持できます。

インナーサンバイザーの有無と操作性

欧州の厳しいサングラス安全基準に適合した、歪みの少ない「QSV-2 サンバイザー」を内蔵しています。

長距離ツーリングにおける強い太陽光による目の疲労を劇的に和らげるでしょう。

操作スイッチは左側面にあり、ワイヤー駆動式による無段階で滑らかなスライド操作が可能です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

フリップアップの要となるロックギアには、高強度の金属素材を精緻に噛み合わせる強固なダブルロックシステムを採用しました。

全開位置では、意図せずチンガードが閉じることがないように、2段階目のロック保持機構が機能します。

開閉用の大型リリースレバーは下部にスッキリと配置されており、厚いグローブでもスムーズに操作できます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

直接肌に触れる内装生地には、高い吸水速乾性能を誇る高機能スポーツ用繊維を採用しており、夏期であってもサラサラとした快適な肌触りを維持します。

インナーパッドやチークパッドはすべてワンタッチで脱着可能な設計です。

汗や汚れが付着しても簡単に水洗いでリフレッシュできます。

また、チークパッドにはレザー仕様とメッシュ仕様があり、走行用途や季節に合わせて細かく選択できます。

本体の重量(軽さ)

金属製結合ギミックやインナーサンバイザーシステムといった多数の装備を内蔵しながらも、Lサイズの平均重量を「1,699g」に抑え込んでいます。

この軽さは、強靭かつ軽量な「AIM+」帽体構造だからこそ実現できた数値です。

空力によるリフト低減効果と相まって、走行中に首や肩に加わる負担はクラス最軽量レベルであり、ロングツーリング時の疲労蓄積を徹底的に防止します。

静粛性(風切り音の少なさ)

静粛性に関しては、現行のシステムヘルメットの中で非常に高い性能を誇っており、静かな走行が可能です。

度重なる実走テストや風洞実験により、隙間を徹底的に塞ぐ「エアタイトシーリング」や、チークパッド下部からあご下への気流をシャットアウトする「ノイズアイソレーター」、専用のチンカーテンが効果を発揮します。

その効果により高速巡航時の風切り音を劇的に遮断し、インカムのクリアな通話や静かで上質なライディング環境を提供します。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

日本国内における頭部保護の信頼性の指標である「JIS規格」を取得しています。

単に国内流通を許可する最低限の基準にとどまらず、より過酷な耐貫通試験をクリアした信頼の基準を満たしています。

万が一の高速アクシデント時にも、極めて高い安全性能を発揮します。

ベンチレーション性能(通気性)

グローブをはめたままでも容易に手探りで開閉可能な「アッパーエアインテーク」と「ロアベンチシャッター」を装備しています。

口元には走行中の泥やホコリ、虫の侵入を防ぐ、交換可能な「デフロスターフィルター」が内蔵されました。

導入された冷気はヘルメット内部のエアチャネルを巡り、後部のアウトレットから効果的に引き抜かれます。優れた排気効率により、夏の非常に過酷なライディング時であっても極上の涼しさを提供します。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

次世代の専用設計ビルトインシステムである「SHOEI COMLINK」を標準装備しています。

SENA製の専用通信デバイス「SRL3(別売)」をスマートに埋め込むための「インターコムベースカバー2」や「バッテリースペースカバー2」が、あらかじめシェル形状と一体になって成形されています。

耳元にはスピーカーのための最適な空間が完全に確保されており、後付けインカム特有の風切り音の発生やマイクの干渉を確実に防ぐことができます。

2位 HJC

RPHA 91 ソリッド

総合点数 49 / 50点

特徴と概要

本製品は、HJCがグローバルで培ってきたヘルメット技術を結集させたプレミアムシステムヘルメットの最高峰モデルです。

額に配された高級感あるメタル製エンブレムが所有する満足感を高め、空力に優れた造形が洗練された佇まいを創り出しています。

特にあご紐には、プラスチック製部材を排除した「オールスチール」のマイクロラチェットバックルを採用し、高い防護性能と装着のしやすさを高い次元で両立しました。

基本仕様

  • メーカー: HJC
  • 定価: 61,600円
  • 実売価格の目安: 50,000円〜61,600円前後
  • 安全規格: JIS、SG規格(全排気量対応)
  • 留め具: スチール製マイクロラチェットバックル
  • 特殊設計: あご紐カバーとチークパッドの一体型構造、イヤーホール完備、3D形状内装
  • 主要装備: 高遮音静粛設計、格納式インナーサンバイザー、ピンロックシート対応高精度クリアシールド

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

ヘルメット全体の密着性を高めた3D形状の内装を採用し、頭部全体を隙間なく優しくホールドするフィット感を実現しています。

チークパッドの圧力分散特性が緻密に設計されており、高速走行時における微振動やブレを大幅に抑えます。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

光学歪みを抑えたハイエンドクリアシールドを採用しており、視線を移動した際にも歪みによる不快な距離感の狂いを生じさせません。

標準の防曇ピンロックシートの装着に対応しており、厳冬期の激しい呼吸や豪雨時の湿度変化においてもクリアな視界を鉄壁 of 守りで維持します。

インナーサンバイザーの有無と操作性

歪みの極めて少ない大型の格納式インナーサンバイザーを搭載しています。

展開や格納の動作は非常に滑らかに調整されており、動作時の不快な衝撃音やブレを最小限に抑えます。瞬時にスムーズな明暗視界の切り替えを行うことができます。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

チンガードには、万が一の転倒時に大きな衝撃を受けた際も確実な結合状態を維持する、強固なダブルピボットおよびロックシステムを採用しました。

顎部の赤い解除ボタンは直感的に引きやすく、片手で滑らかな動作が可能です。停車時の水分補給なども非常にスマートに行えます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

チークパッドとあご紐カバーが一体型としてデザインされた独自の着脱方式を採用しており、分解や再装着の手間が減り、日頃のメンテナンスが容易になりました。

取り外したパーツは洗濯を繰り返しても毛羽立ちにくく、耐久性に富んだ抗菌・消臭繊維が常に清潔な環境を維持します。

本体の重量(軽さ)

帽体強度の高密度化や頑丈なスチール製バックルの搭載、および180度近く展開する強固なギミックパーツ群の採用により、静的重量それ自体は決して最軽量の部類ではありません。

しかし、ヘルメット全体の重心位置を極限まで人体の頚椎中心(重心軸)に近づけたマス集中設計を施しました。

重心バランスの高度な適正化により首にかかる実質的な曲げモーメントを低減し、体感での重量を著しく軽く感じさせる工夫が随所に盛り込まれています。

静粛性(風切り音の少なさ)

本製品の最も顕著な強みの一つが、他モデルを圧倒する極めて優れた「静粛性能」です。

帽体各部のエッジや立体エンブレムにいたるまで、流体シミュレーションにより最適化が施されています。

時速100kmに達する高速領域であっても、不快な風切り音や隙間風の侵入を完全に防ぎます。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

信頼のJIS規格を取得するとともに、SG規格(全排気量対応)のダブルクリアを達成しています。

システムヘルメット特有の可動部位を有しながらも、厳しい耐貫通テストや衝撃吸収特性テストをクリアしており、プロフェッショナルなライダーにも極めて高い安心感を提供します。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部の大型インテークシャッターから走行風を取り込み、高密度発泡ライナー内に形成されたエアーチャンネルを介して後方排気を行います。

取り込まれた風が内部の熱気と水分を強力に引き抜くため、夏場のライディング時であっても息苦しさや蒸れから解放されます。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

高級インカムの大型スピーカーの厚みにも完全対応するスピーカーポケットが、あらかじめ最適な位置に精密にレイアウトされています。

あご紐のカバー形状がチークパッドと一体化されているため、マイクケーブルなどの配線露出を最小限に防ぎ、美しく機能的にインカムをインテグレートすることができます。

3位 ヤマハ(Y'S GEAR)

YJ-21 ZENITH

総合点数 43 / 50点

特徴と概要

シールドベースの周辺に発生しやすい段差やボルトの凹凸を、設計の工夫によって限界まで排除しました。非常にフラットでシームレスなデザインを採用しています。フェイスカバーを閉じている状態では、誰が見ても通常のフルフェイスヘルメットにしか見えないほど、美しくスマートなシルエットを実現したヤマハ(ワイズギア)の意欲的な作品です。

流麗な空力ダイナミクス設計を施すことにより、高速走行時に生じる風によるヘルメットのリフトや、後方に強く引っ張られる不快なドラッグを排除することに成功しました。

さらに、クラッチ操作のため左手が塞がっている発進時など、いかなる場面でも左右どちらの手からでもシールドをスムーズに開閉可能です。シールドの中央ではなく左右両サイドに開閉用のノブを配置した、他社に類を見ない画期的なシンメトリー構造が最大の特徴となっています。

基本仕様

  • メーカー: ヤマハ(ワイズギア)
  • 定価: 34,100円
  • 実売価格の目安: 19,596円〜26,680円前後
  • 重量: Lサイズの実測で約1,880g
  • 安全規格: JIS2種およびSGマーク(自動二輪全排気量対応で、優れた安全性を示します)
  • あご紐の固定方式: ステンレス製ワンタッチバックル(日本製で確実な締結力を持ちます)
  • シールド仕様: 左右両サイド開閉ノブ付きシールド、オプションシールド(スモークやミラー設定あり)
  • 曇り止め対策: シールド内側にピンロックシート用の防擦り段差加工あり(シートは別売りです)

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズ展開はS、M、L、XLの4種類が用意されています。帽体はSからLサイズまでが同一の大きさであり、内装パッドの厚みによってサイズを変更する設計です。

XLサイズのみ、ひと回り大きい帽体を使用しています。フィット感は、国内の他メーカーが採用している一般的なサイズ規格に近いため、非常に高い安心感があります。

新品の段階ではチークパッドが少しタイトに作られており、頬をしっかりと持ち上げる優れたホールド性を備えています。使い込むことでライダーの輪郭にしっかりと馴染むようになります。オプションとして、厚みの異なる交換用チークパッドも豊富に設定されています。

ただし、前傾姿勢をとらない直立姿勢のバイクで長時間走り続けると、構造上の荷重バランスによって頭頂部付近に負荷が集中し、痛みを感じることがあります。そのため、適度な姿勢変化を伴うスポーツライディングに適しています。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

アイポートの開口部が驚くほど広大に確保されており、左右の死角が非常に少なくなっています。この広いアイポートは、観光ツーリングにおける景色のパノラマ感や、車線変更時の安全確認の容易さに大きく貢献します。

シールド自体は光学的な歪みが完全に排除されており、非常に質感の高いクリアなプラスチック素材が使われています。

雨天時や冬場の曇り対策として別売のピンロックシートに対応しており、シールド内面には「シートと同じ厚みの凹状の段差」が最初から彫り込まれているのが特筆すべきポイントです。

ピンロックシートを装着した状態でも内面が凹凸のない完全なフラットになるため、シールドの開閉時にゴムの縁と擦れて擦りキズがついてしまう現象を完璧に防止する、非常に親切な設計が施されています。

インナーサンバイザーの有無と操作性

日差しを瞬時に遮断する便利な格納式「ラピッドサンバイザーシステム」を標準装備しています。

帽体左側の側面下部(耳元付近)にあるスライド式の操作レバーを前後に動かすだけで、バイザーが非常に軽い力で機敏に昇降します。

サンバイザーには「青みがかった独特のスモーク着色」が採用されており、一般的な赤みの強いサンバイザーに比べて高い遮光性能を発揮します。色温度が高く設計されているため視界の明暗がはっきりとし、コントラストが強くて非常に見やすいという優れた特徴があります。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

チンガードの内側(顎下)にあるリリースボタンを押すだけで、片手でもスムーズにフェイスオープン(フリップアップ)が可能です。

開閉時の動作感(節度感)は極めてしっかりしており、「ガッチョン」と強固に噛み合う高い安心感を提供します。

ただし、走行中に片手で閉めようとするとロックが不完全になる危険性があるため、フェイスカバーを降ろして固定する動作は、安全を確保した状態で停止中に行うことが推奨されています。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

ヤマハが「ZENITH」ブランドの誇りをかけて開発しただけあり、内装の仕上がりと素材の品質は群を抜いています。

肌が直接触れるインナーやチークパッドには滑らかな起毛素材を贅沢に使用し、首元や肩に干渉しやすい下部パーツには耐久性とフィット性を考慮した別素材を配するなど、箇所に応じて多様な生地が効果的に使い分けられています。

当然ながら、各パッドはスナップボタンによって簡単に取り外して自宅で手洗いが可能であり、補修用のオプションパーツも充実しているため、長期にわたり最高の清潔度を維持できます。

本体の重量(軽さ)

Lサイズの実測重量は約1,880gであり、一般的なシステムヘルメットの平均値と比較しても決して軽量な部類には入らず、むしろ重量感のあるモデルとなっています。

しかし、開発エンジニアは空力設計と重心バランスの相互作用を徹底的に追求し、帽体の重量が頭頂部の直下に美しく収まるように重心設計を施しました。

重心バランスの最適化により、実際に装着して走行すると数値としての重さをほとんど感じさせないという体感的な驚きをもたらし、ヘルメットを持ち上げるような揚力も発生しないため、高速巡航でも首が引っ張られて疲れることがありません。

静粛性(風切り音の少なさ)

フルフェイスルックを追求した継ぎ目のないフラットなシールドベースと、優れた帽体の空力エアロ設計の恩恵により、時速を上げても風の巻き込みや気流の乱れによる不快な風切り音がほとんど発生しません。

下部からの空気の侵入を防ぐ大型チンカーテンが標準装備されていることもあり、システムヘルメット特有の隙間風や「ヒュー音」は完全にシャットアウトされています。

優れた空力性能と非常に高い遮音設計により、通常のハイエンド・フルフェイスヘルメットに匹敵する最高レベルの静けさを実現しています。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

基本的な安全規格であるSGおよびPSCマークを確実に取得しているだけでなく、衝撃テストや耐貫通テストにおいてより過酷な要件を課される日本産業規格の「JIS2種(全排気量対応)」を正式にクリアしており、最高水準の堅牢性とプロテクション性能が公的に証明されています。

あご紐の締結部分には、分厚いグローブをしたままでも一瞬で固定とリリースが完了する、信頼性に優れた日本製の「ステンレス製ワンタッチバックル」を標準装備しています。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部と口元(あご部)に、エッジの効いたシャープなデザインの大型ダイレクトベンチレーション(1段階スライド開閉式)を搭載しています。

操作レバーが非常に大きく設計されているため、冬用の厚手のグローブをはめていても指先が迷うことなく確実に開閉できます。

走行時にこれらを開放した際の風の流入量は想像以上に大きく、ヘルメット内部の熱気や湿気を一気に後方に吸い出します。フルフェイスが蒸れやすい真夏の猛暑であっても、内部を常に涼しく快適にコントロールできます。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

スピーカー専用スペース(イヤーホール)を装備しており、耳元の不快な圧迫感がありません。

4位 LS2 HELMETS

ADVANT-X F

総合点数 42 / 50点

特徴と概要

本製品は、チンガード部が単に真上へ跳ね上がるだけでなく、後頭部(180度後方)へと完全に回転しスマートに収納される、画期的なスライド回転システムを採用したLS2のフラッグシップモデルです。

あご部を後方に回転させることで、フリップアップ状態で高速走行した際に起こりがちな、風を孕んで首を強く後ろに引っ張られるトラブルを完全に排除しました。

さらに、欧米仕様の形状をそのまま使用するのではなく、日本人ライダー専用に骨格をリサーチした「ジャパンフィット」モデルの内装を開発して採用した点が大きな魅力です。

基本仕様

  • メーカー: LS2 HELMETS
  • 定価: 64,900円
  • 実売価格の目安: 54,819円前後
  • 主要素材: 高性能なコンポジットファイバーグラスなど
  • 独自ギミック: 180度完全回転式のチンガードシステムを搭載
  • フィット仕様: 日本専用の「ジャパンフィット」3D構造抗菌内装
  • 安全規格: SG規格、PSC規格(全排気量適合)
  • 主な機能: 格納式サンバイザー内蔵、ピンロックシート対応、高耐久のマイクロラチェットバックル

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

日本国内での安全なライディングのため、独自の「ジャパンフィット」を採用しました。

ハチが張りぎみな日本人の頭部形状に対しても側頭部に余分な圧迫感が生じず、ヘルメットの質量を頭部全体へバランスよく分散する優れたフィット感が大きなメリットです。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

側方のクリアな視界を大幅に確保した、広角なアイポート設計が特徴です。

歪みのないポリカーボネートシールドは傷に強く、ピンロックシートと併用することで、シールド内側の熱気や呼気による曇りを防いで高い安全性を維持します。

インナーサンバイザーの有無と操作性

日差しや紫外線の侵入を防ぎ、目の疲労を劇的に和らげる高遮光タイプのインナーサンバイザーを装備しています。

左耳下のリムラインに配された滑らかなスライドレバーにより、ライディング時のフォームを乱すことなく指一本で容易に視界の調光を行うことが可能です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

チンガードを180度回転させる際、独自のギアリンク機構によりシールドが自動で連動して上部へと逃げる、高度な開閉連動システムを採用しました。

あご部を後頭部に回転させた「ジェットヘルメット形態」でも完全にシェルに密着してロックされます。そのため、走行時も重心の偏りやパーツのガタつきを生じることなく、安定した高速走行を楽しめます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

吸汗速乾性に優れ、肌への刺激を抑えた抗菌性の高いベルベット調の高級内装テキスタイルを採用しました。

完全に独立して着脱できる内装ユニットは、頻繁な取り外しやクリーニングを行っても型崩れが起こりにくく、優れた耐久性を備えています。

本体の重量(軽さ)

180度の高度な回転ギミックを動作させるための金属パーツや精密ギア、およびシェル補強材を内蔵している関係上、静的な実重量の絶対値としてはやや重めです。

しかし、チンガードを完全に回転させたジェット形態においては、重いあご部が頭部の重心軸(真上から後部)へと完全に移動します。これにより首にかかる負担が減り、驚くほど軽快な着用感を実現しました。

静粛性(風切り音の少なさ)

フルフェイスモードの際には、シェルとの複雑な密閉パッキンにより隙間風の発生を抑え、風切り音を適切に遮断します。

あご部を後方に回転させたオープンモードにおいても、走行気流を乱す不要な突起部分が排除されているため空力性能が高く、風切り音自体が非常に抑えられた滑らかなエアフロー特性を発揮します。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

日本国内の安全基準を満たしていることを公的に保証する「PSC規格」および「SG規格(全排気量対応)」を正式取得しています。

システム形態での運用に加え、チンガードを回転させたジェットヘルメット形態での公道高速走行時における安全性についても公的に適合が認められており、安心して使用できます。

ベンチレーション性能(通気性)

口元や前頭部に配置されたベンチレーションから大量の気流を取り込み、頭頂部全体を通り抜けていくエアフロー設計を採用しました。

これにより内部の空気循環効率が高まり、真夏の長距離走行時における熱中症を防ぎ、快適性を大きく向上させています。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

スピーカーを収めるための専用スピーカーポケットがあらかじめ十分に確保されているため、大口径のインカム用スピーカーユニットも耳を圧迫することなくスマートに設置できます。

回転するあごパーツの干渉を完全に避ける配線取り回しルートや、滑らかなシェル形状がインカムの優れた装着性を保証します。

5位 HJC

i91 ソリッド

総合点数 41 / 50点

特徴と概要

i91は強靭なポリカーボネート樹脂の帽体を採用しています。3万円台半ばという優れたコストバランスを実現しました。さらに上位機種に肉薄するJIS規格認定の安全性を備えています。

実用性を高めるため、雨や冬 of安全運転に欠かせない曇り止めシートを標準装備しました。最初から同梱されている点が大きな魅力です。

基本仕様

  • メーカー: HJC
  • 定価: 35,860円
  • 実売価格目安: 30,000円〜35,860円前後
  • 帽体素材:ポリカーボネート樹脂
  • 安全規格:JIS、SG規格(全排気量対応)
  • サイズ展開:S、M、L、XL
  • 同梱装備:専用防曇ピンロックシート、内蔵インナーサンバイザー
  • バックル:ワンタッチマイクロラチェットバックル

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

日本人の幅広な頭部形状に合わせた設計を採用しました。こめかみやハチ回りの不快な痛みを抑えます。

厚みのあるチークパッドが顎に密着し、高速走行時の風圧によるブレを防ぎます。これにより、高いホールド感を実現しました。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

フルフェイス時にも圧迫感のない広い視野を確保しています。

付属の曇り止めシートをシールド裏面に装着すれば、急な気温変化や雨による結露をほぼ防げます。そのため、常にクリアで透き通るような前方視界を維持できます。

インナーサンバイザーの有無と操作性

格納式のインナーサンバイザーを標準で装備しています。

ヘルメットの縁に配置されたレバーは、確かな操作感があります。トンネル入口など光量が急に変わる場所でも、手元を見ずに直感的な開閉が可能です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あご下には、グローブを着けたままでも押しやすい解除スイッチを備えました。安定した開閉動作を実現します。

ロック部には細かな調整が施されています。閉じる際もスムーズに噛み合い、不完全な半ロック状態を防ぎます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

吸湿速乾性と抗菌性に優れた高機能な内装を搭載しています。

スナップボタンの簡単な操作で、パッド類を取り外せます。自宅で定期的に洗濯をすれば、嫌な臭いを防げるでしょう。常にサラサラとした快適な肌ざわりを維持できます。

本体の重量(軽さ)

ポリカーボネート樹脂を帽体に採用しているため、超軽量なカーボン製と比べると静的な重さがあります。

しかし、走行時の気流を滑らかに逃がす空力デザインを施しました。実際の数値以上に軽快な着用感を得られます。走行風による首への引き戻し負担も大幅に軽減できるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

シールドと窓ゴムの密着性を高め、隙間風の侵入を防ぎました。システム特有の風切り音による疲労を遮断します。

高速走行時の不快な音が抑えられています。そのため、長時間のライディングでも高い安心感と快適性を維持できるでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の厳しい基準テストをクリアしたJIS規格とSG規格を取得しています。

衝撃を和らげる性能が公的に保証されました。すべての排気量のオートバイで、安心した長距離ツーリングを楽しめます。

ベンチレーション性能(通気性)

口元と前頭部の吸気口は、グローブを着けたままでも開閉できます。

内部の空気循環に優れており、夏場でも頭頂部に熱がこもりません。涼しさを保つ高い換気性能を備えています。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

インカムスピーカーをすっきりと埋め込める深いイヤーホールが最初からあります。

マイクアームが口元に干渉しないよう、最適な空間も確保しました。インカムを使うライダーに配慮した、親切な設計が施されています。

6位 OGK KABUTO

RYUKI

総合点数 40 / 50点

特徴と概要

OGK KABUTOの「RYUKI(リュウキ)」は、システムヘルメット全体の最大の弱点である重さを克服しました。肉を削ぎ落とす設計と部品配置の工夫により、軽量化を徹底した代表作です。

帝人株式会社との共同開発により、太陽の熱線を効果的にさえぎる「UV&IRカットシールド」を国内で初めて採用しました。

ヘルメット内部の温度上昇を物理的に防ぎます。さらに、独自の特許空力システム「ウェイクスタビライザー」を搭載しました。風圧による疲労を極限まで減らす工夫が施されています。

基本仕様

  • メーカー: OGK KABUTO
  • 定価: 46,200円
  • 実売価格目安: 31,000円〜41,000円前後
  • 安全規格: SG規格(自動二輪車用)に適合しています
  • シールド: インナーサンシェード(スモーク)や、あご下からの巻き込み風を防ぐ「ウィンドシャッターNo.6」などを装備しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

日本国内ブランドならではの強みとして、日本のライダーの頭部データに基づいて設計しました。偏りのない理想的な丸型形状のフィット感を実現しています。

特にチークパッドは全てのサイズで互換性があります。そのため、標準がややきついと感じる場合でも、薄型のオプションパッドに簡単に交換できます。

さらに、メガネのツルが通る専用スリットをあらかじめ備えました。メガネやサングラスを掛けたときの圧迫感を解消しています。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

帝人株式会社の高機能ポリカーボネートを用いたシールドは、有害な紫外線を99%カットします。さらに、日差しの熱を生み出す赤外線も大幅に遮る画期的な装備です。

クリアな視界を保ちながら、夏のヘルメット内のじりじりとした温度上昇を約![][image1]〜$3^\circ\text{C}$抑制する熱線遮断性能を誇ります。

別売のピンロックシートを追加で装着すれば、気温や湿度の変化に影響されない高い曇り止め性能を得られるでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

西日や夏の突き刺さるような強烈な日差しを和らげるスモーク仕様のインナーサンシェードを内蔵しました。

操作はヘルメットの左側首元にあるレバーで行います。

適度なクリック感があり、グローブを着けたままでも動かしやすい仕様です。状況に合わせて、安全かつ瞬時に展開や格納ができます。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あご部の中央下部に配置された、赤いロックレバーを操作する開閉システムを採用しました。

片手のワンプッシュで簡単にロックを解除でき、上部へスムーズに開けられます。

開閉時の動作軌道は頭部に近いきれいな弧を描くように設計しました。オープンにした際に、後ろ側へ重心がブレるのを防いでいます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

ヘルメット内部を清潔に保つため、すべての内装を取り外せるシステムを採用しました。

センターパッドやチークパッド、さらに汚れがつきやすいあごひもカバーを簡単に引き抜いて丸洗いできます。

長年の使用で内装にへたりが生じた場合でも、別売の補修用パッド等を購入して自分で交換可能です。安価に新品同様へリフレッシュできる仕組みを整えています。

本体の重量(軽さ)

通常のシステムヘルメットは可動部品が多くて重くなりがちですが、RYUKIはLサイズで約1,730gという驚異的な軽量化を達成しました。

走行中に首や肩にかかる負担を大幅に軽減しています。長距離を走るほどに、軽さによる大きな恩恵を実感していただける設計となっています。

静粛性(風切り音の少なさ)

独自の特許空力デバイスである「ウェイクスタビライザー」により、ヘルメット周辺の気流をコントロールして空気抵抗を最小限に抑えています。

高速走行時のゴーという風切り音や、風圧による微振動を大幅に減らしました。

標準で同梱されるシャッターを装着すれば、あご下からの不快な風の巻き込み音も劇的に防げます。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の厳しい安全基準をクリアしたSG規格とPSCマークを確実に取得しています。

排気量を問わず、公道走行における法的な安全性を保証しました。頭部を守る衝撃吸収性能についても、高い信頼性をしっかりと備えています。

ベンチレーション性能(通気性)

頭頂部と口元のあご部には、グローブを着けたままでも開閉しやすい大型スライドシャッターを配置しました。

走行風を効率よく取り込み、後方のアウトレットから内部の熱気を強制的に排出します。これにより、蒸れを逃がす快適な空気の流れをしっかりと確保しました。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

耳元周辺のシェルには、あらかじめ丸型のインカム専用スペースが用意されています。

多くのメーカーの厚みがあるスピーカーを、理想的な位置に収めることができます。

使用時も耳を圧迫して痛みを感じることはありません。配線の逃げ道やマイクの干渉を防ぐ設計が徹底されています。

7位 デイトナ

DN-010BT フリップアップシステムヘルメット

総合点数 39 / 50点

特徴と概要

優れた空力性能を追求した先進的なエッジ形状に、システムヘルメットに必要な快適機能を高い次元で融合させた実用モデルです。

最適な重量バランス設計により、走行中の不快な頭部の振られや浮き上がり現象を効果的に防ぎます。

優れた遮音性と気密性を備えました。隙間風や風切り音といった音を抑え、コストパフォーマンスの高い設計となっています。

基本仕様

  • メーカー: デイトナ
  • 定価: 28,600円
  • 実売価格目安: 20,590円〜28,600円前後
  • 重量: Mサイズ:実測約1,734g
  • 安全規格: SGマーク / PSC適合(自動二輪全排気量対応)
  • あご紐固定方式: Dリング式(衝撃時にも脱落を防ぐ強固な固定力、スナップボタン付き)
  • シールド仕様: クリアシールド(リブ付き、中央下端プッシュ開閉式)、オプションシールド(スモーク、ダークスモーク、シルバーミラー設定あり)
  • 曇り止め対策: ピンロック社製ピンロックシート(1枚標準装備)

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

国内大手メーカーの標準的なサイズ設定(Mサイズで57-58cm相当)に近く、フィット感のブレが少ない設計です。

被り口はホールド性を高めるために狭めですが、チークパッドが非常に柔軟なため着脱は驚くほどスムーズに行えます。

被った直後はしっかりとした密着感がありますが、走行するうちにパッドが頭の形に素早く馴染み、痛みのない絶妙なフィット感に変わるでしょう。

頬を適切に支えつつ過度に潰さないため、装着したままでも話しやすい点が大きなメリットです。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

開口部が広めに設計されており、周囲の交通状況を直感的に把握できる、歪みのないクリアな視野を確保しています。

アウターシールドの中央下部には指をかけやすいリブがあり、グローブをした状態でも素早く開閉可能です。

曇り対策の大型ブレスガードに加え、高い防曇性能を持つピンロックシートを標準で1枚同梱しました。雨天時でもクリアな視界を常に保てます。なお、ガードが大型のため、視線を下に落とした際に少し視界に入る場合があります。

インナーサンバイザーの有無と操作性

視野のほぼ全域をカバーする大面積の格納式スモークインナーバイザーを標準装備しています。

操作はヘルメット左側の下端にあるレバーで行います。確実に指がかかる優れた配置のため、走行中の出し入れも極めて滑らかです。

使い始めはスライドが少し硬く感じる場合がありますが、使用するうちに解消されます。

バイザーの縦幅が広く、大きめのノーズガードと相まって顔の下半分まで日差しを遮ります。西日や逆光でもストレスのない安全な走行環境を維持できるでしょう。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

口元に配置されたロック解除レバーを、片手でワンタッチ操作するだけでスムーズにフリップアップします。

この機能は、停車時の水分補給や、ヘルメットを脱がずに周囲と会話をしたい場面でとても便利です。

最上部まで上げた位置でカチッと固定できるロック機構備えました。風圧や不意の衝撃でガードが下がってくる心配がなく、オープン時の安心感が非常に高い設計となっています。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

直接肌に触れるパッドには、肌触りが良好な起毛素材を採用しており、汗によるベタつきを抑えます。

さらに、被り口のベースには汚れに強いレザー調の素材を配し、高い耐久性とデザイン性を両立させました。

内装一式は取り外して洗濯ができるため、常に清潔な状態を維持できます。

また、万が一の事故の際に素早くヘルメットを脱がせられる赤いリボンがあり、細部まで安全対策が考慮されています。

本体の重量(軽さ)

Mサイズの実測値で約1,734gとなっており、可動ギミックやバイザーを備えるシステムヘルメットとしては少し重い部類に入ります。

しかし、重心バランスが均等になるよう設計されています。実際に着用すると、数値ほどの重さを感じさせない軽さを実現しました。

頭部へのホールド感が良いため首を振ってもブレず、長距離の巡航でも首や肩にかかる疲労を著しく軽減します。

静粛性(風切り音の少なさ)

風をスムーズに逃がすエアロ形状と、接合面の高い気密性により、極めて優れた静粛性を有しています。

実走テストでは、一般道での時速40km〜50km巡航時に不快な風切り音が発生しない高い遮音性能が確認されました。

シールドを少し開けて走る場合でも耳障りな高音が発生しにくく、長時間のライディングでもノイズによる疲労を効果的に抑えられます。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国の安全基準に準拠したSGマークとPSCマークを取得しており、すべての排気量のオートバイで公道走行が可能です。

あご紐には、確実な固定力を誇るDリング式を採用しました。余ったストラップをスナップボタンで固定できるため、走行中のバタつきを防ぎつつ高い安全性を維持できます。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部の大型スライド式エアインテークや、グローブでも操作しやすい口元の通気口、後頭部の熱気排出ポートを配置しました。

時速45kmあたりから効率よく吸気が始まり、時速60kmの巡航時にはヘルメット内の快適な空気の流れを実感できる換気性能を発揮します。夏場の蒸れや熱中症の予防に直結するでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

深いスピーカー用のイヤーホールがあり、装着時の耳の痛みを防ぎます。

マイク設置もスムーズです。

8位 コミネ

HK-171 FL システムヘルメット

総合点数 38 / 50点

特徴と概要

コミネの「HK-171 FL システムヘルメット」は、定評のある老舗ブランドが先進的な機能を盛り込んで開発した実力派のモデルです。

最大の魅力は、あご紐に国際特許を取得したドイツ製のマグネット式ワンタッチバックルを採用した点にあります。

十分な引張強度を持ちながら、近づけるだけで磁力により吸い込まれるようにロックされます。外す際は赤いストラップを引くだけで簡単に着脱できる利便性を実現しました。

基本仕様

  • メーカー: コミネ
  • 定価: 27,500円
  • 実売価格目安: 20,000円〜24,000円前後
  • 安全規格: SG規格(自動二輪車用)に適合しています
  • シェル素材: ABS樹脂製アウターシェルを採用しています
  • シールド: インナーサンバイザーや、着脱可能で清潔を保てる内装を備えています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

日本人の頭部データベースに合わせた3D形状の設計を採用し、局所的な圧迫のない包み込むような優しいフィット感を実現しました。

また、チークパッドにはメガネのツルが通るスリット加工を施しています。厚みのあるプラスチック製フレームのメガネでも、こめかみ付近を圧迫することなく快適に常用できます。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

紫外線を94%カットする「UV380シールド」を採用し、歪みのない非常に鮮明な前方の視野を確保しました。

冬の朝や雨天時など曇りやすい環境でも、市販の防曇フィルムや別売シートを追加すれば、吐息による結露を防げます。そのため、視界不良をなくし、安心してライディングを楽しめるでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

まぶしい日差しから視界を保護するインナーサンバイザーを標準装備しました。

ヘルメット下部にあるスライドレバーにより、瞬時に昇降が可能です。

突然のトンネル進入など、周囲の明るさが激しく変化するツーリングでも、安全なライディング視野をすばやく確保できるでしょう。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あごの下にある赤いロックボタンを操作することで、チンガード全体をスムーズに引き上げられます。

緻密な金型管理により、フルオープン時のガタつきや不快な擦れ音はありません。ロックする際もカチッと強固に噛み合い、フルフェイス時に高い防護感を得られる。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

「3D衝撃吸収&エアフローライニング」を採用した内装パッドは、すべてスナップ式で取り外しが可能です。

汗を素早く吸収し、繊維表面を清潔に保つ吸湿速乾素材を使用しました。家庭での手洗いや丸洗いを繰り返しても型崩れが極めて少なく、長期にわたり快適なクッション性を維持できます。

本体の重量(軽さ)

Lサイズの計測で約1,834gとなっており、バイザーや複雑な可動ギミックを備えるシステムヘルメットとしては平均的な重さに数えられます。

被った際の重心が頸椎の真上に近くなるよう、内部レイアウトを最適に設計しました。首や肩が凝りやすいライダーであっても、不快な引っ張られ感を感じずに常用できるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

密閉性の高いシールドと窓ゴムにより、走行中の隙間風の侵入を最小限に防ぎます。

時速50km〜60kmでの風切り音は非常に静かです。また、時速80kmを超える高速走行でも嫌なノイズを適度に遮断するため、長距離でも集中して走行を楽しめるでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の安全基準であるPSCマークとSG規格を確実に取得しています。

高速道路を走れる125cc超の排気量クラスでも、安全基準をしっかりと満たしました。そのため、安心して長距離ツーリングへ出かけることができるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

口元と前頭部の吸気口は、空気の取り込み量が多く設計されています。内部に設けられた空気溝を通って、頭部の熱と湿気を背後の排気口へ効率よく押し出します。

夏の酷暑環境でも、内部を涼しい風が抜けていく感覚をはっきりと実感できる、優れた通気設計を実現しました。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

スピーカーを収める耳元のくぼみがあらかじめ用意されており、標準的な厚みのインカムスピーカーをすっきりと配置できます。

また、マグネットバックルがあご紐とインカムの配線やマイクとの絡まりを防ぎます。インカムを活用するグループツーリングにおいて、抜群の利便性を発揮するでしょう。

9位 ASTONE

RT1500-AI7

総合点数 38 / 50点

特徴と概要

本製品は、帽体の主要素材にカーボンファイバーを採用した軽量スポーツモデルです。

この高級素材の採用により、システムヘルメット特有の重さに対してアプローチしました。

エッジの効いたシャープな形状は、周囲との優れた差別化をもたらすでしょう。

可動部のチンガードには、あえてABS樹脂を用いるハイブリッド構造を導入しています。

これにより製造コストを抑えつつ、あご回り全体の構造剛性を高めることに成功しました。

基本仕様

  • メーカー: ASTONE
  • 定価: 44,000円
  • 実売価格目安: 44,000円前後
  • 重量: 1430g±50g(バイザー除く)
  • 素材: 本体部はカーボンファイバー、顎回りにはABS樹脂を採用
  • 安全規格: PSC、SG規格(全排気量対応)
  • 留め具: Dリング式
  • 内部機能: インナーシールド内蔵、ベンチレーション、メガネスリット、完全着脱式内装

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

国内ライダーの頭部形状を考慮したアジアンフィット設計が施されています。

長時間の走行でも、頭部への局所的な圧迫を感じにくい仕様です。

側頭部には、メガネのツルの干渉を防ぐ専用のスリット備えています。

これでメガネユーザーの装着感を最適化しました。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

広い視野を確保できる標準クリアシールドが装備されています。

ライディング中も、側方の視界が遮られにくくなりました。

シールドは歪みを抑えた均一な肉厚成形となっています。

長時間の運転でも、眼精疲労の蓄積をしっかりと予防します。

インナーサンバイザーの有無と操作性

強い日差しや路面の照り返しを防ぐインナーバイザーが標準装備されています。

操作用のスライドレバーは、ヘルメットの左下に設置されました。

グローブを着けた片手でも、非常に簡単に展開や格納が行えます。

明暗が激しく変化するトンネル連続区間などでの安全性に貢献する設計です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

カーボン製シェルに、強靭なABS樹脂製チンガードを結合させました。

この設計により、優れたハイブリッドシステムを実現しています。

接続パーツやヒンジは、高い精度で組み立てられました。

片手でも引っかかりがなく、滑らかに開閉できる高い安定性を誇ります。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

汗や皮脂の汚れを防ぐため、簡単に着脱できる内装を採用しました。

すべてのパーツが外せるため、日頃のお手入れが簡単です。

定期的な洗濯により、抗菌や防臭効果を長く維持できます。

へたりに強い設計のため、高い耐久性も十分に確保されています。

本体の重量(軽さ)

バイザーを除いた実測重量は、1430g±50gを記録しました。

一般的なシステムヘルメットと比較しても、際立って軽量です。

国内大手フルフェイスの重量値に肉薄する軽さを実現しています。

視線移動の際に首にかかる負担を減らし、疲労の蓄積を和らげます。

静粛性(風切り音の少なさ)

側頭部を走るシャープなラインは、帽体表面の気流を整える空力設計です。

意匠性だけでなく、優れたエアロダイナミクス機能を発揮します。

これにより、走行中に発生する不快な風切り音を適切に抑えました。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

公道使用基準を満たすPSCマークとSG規格を正規に取得しました。

全排気量に対応しており、高い安全性能が公的に証明されています。

一般道から高速道路まで、排気量を問わず安心して着用可能です。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部と口元の効率的な通気システムが、走行風を取り込みます。

導入された風はライナー内の溝を通り、後方の排気ポートへと流れます。

これにより、内部の蒸れや不快な温度上昇を効率よく緩和しました。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

あご紐の固定には、シンプルなDリング式を採用しています。

インカムや配線を取り回す際も、バックルが干渉しにくい設計です。

車体のヘルメットホルダーへも、簡単にロックを掛けられます。

日頃の使い勝手にも配慮されており、実用性に優れた仕上がりとなっています。

10位 リード工業

REIZEN モジュラーヘルメット

総合点数 37 / 50点

特徴と概要

メーカー希望小売価格27,500円(税別)に対し、実売価格は約15,000円です。

非常にコストパフォーマンスに優れた、ミドルレンジクラスのヘルメットとなっています。

OGK KABUTOの人気モデル「RYUKI」を彷彿とさせる機能性と軽量感を誇ります。

予算面で上位機を諦めていたライダーへの代替機として、非常にお勧めできる製品です。

エッジを効かせた都会的で正統派のエアロダイナミクス・デザインを採用しました。

赤のステッチが施された上質な内装は、実勢価格を感じさせない高い質感を持ちます。

クリアパーツを散りばめた美しいスイッチなど、細部に至るこだわりが詰まっています。

基本仕様

  • メーカー: リード工業
  • 定価: 27,500円
  • 実売価格目安: 15,000円前後
  • 重量: Mサイズは約1,700g、L・LLサイズは約1,850g
  • 安全規格: PSC、SG規格適合(自動二輪全排気量対応)
  • あご紐固定方式: マイクロラチェットバックル(調整が容易なストラップ付き)
  • シールド仕様: UVカット仕様クリアシールド(簡単開閉リブ付き)、格納式インナースモークシールド
  • 曇り止め対策: マウスシャッターによるシールド内側防曇気流、別売ピンロックシートに対応

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズ展開は、M・L・LL(61-62cm未満)の3タイプを用意しています。

フィット感は、頭部全体をソフトに包み込む「ややゆったりめ」の心地よさが特徴です。

全体を強く締め付けるホールド感とは異なり、快適な被り心地を実現しました。

頭頂部や側面が局所的に当たって痛くなる心配がなく、長時間の走行でも快適です。

被り口は外側に向けて逆Rをつけた、広めの形状に精密カットされています。

あご紐を無理に広げなくても頭がすっぽりと入り、着脱が非常にスムーズに行えます。

チークパッドは適度なホールド感がありつつも、圧迫感がなく会話もしやすい仕様です。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

アイポートは広めの設計で、斜め前方から左右にかけた視野角が非常に優れています。

標準アウターシールドはUVカット仕様で、歪みのない良好な前方視界を常に提供します。

曇り対策として、グローブをしたままで走行風を取り入れるマウスシャッターを搭載しました。

シールド裏面への呼気の吹き出しを防ぐことで、曇りを能動的に防止する工夫が施されています。

さらに「100% MAX VISIONピンロックシート(別売)」の取り付けにも対応しました。

これで冬場の冷え込む環境であっても、常にクリアな視認性が約束されています。

インナーサンバイザーの有無と操作性

強い日差しや路面の乱反射をカットする、スモークインナーシールドを標準装備しました。

操作用のレバーは左側下部のイヤーホール前方に配され、スムーズなスライド操作を実現します。

グローブを着けた左手であっても、視線を逸らさずに上下操作が行える仕様です。

バイザーのカットラインは、眼鏡やサングラスと物理的に干渉しないアール形状となっています。

細部まで考え抜かれた設計により、メガネライダーでも安心してシールドを降ろせます。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

チンガード底面の赤いリリースボタンを押し、上に跳ね上げるシステムを採用しました。

これにより、ジェットヘルメットと同等の開放感が瞬時に得られるのが特徴です。

ヘルメットを脱ぐ手間を完全に省き、水分補給や店舗への立ち入りがスムーズになります。

ただし、チンガードを完全に閉めてロックを噛み合わせる際は、少し注意が必要です。

片手で操作する場合には強めの力で押し込む必要があり、動きに重さを感じるでしょう。

カチッとロックされるまでの操作感に、多少のまったり感が生じる場合があります。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

ベタつきを抑制する、吸汗速乾メッシュ素材の内装を全面的に採用しています。

肌触りがサラサラとしており、チークパッドなどの内装一式は簡単に着脱可能です。

手洗いで洗濯ができるため、汗を大量にかく時期でも不快な臭いや汚れを防ぎます。

定期的なお手入れにより、常に新品のような衛生環境を保つことができるでしょう。

また、黒メッシュに施された赤いステッチのデザインはお洒落で、良好な印象を与えます。

細部に至るまで丁寧な作りとなっており、バリューを感じさせる見事な仕上がりです。

本体の重量(軽さ)

重量はMサイズが約1,700g、LやLLサイズが約1,850gとなっています。

数値としては特別に軽量ではありませんが、重心バランスを適正化するアプローチを導入しました。

重心が特定の箇所に偏らず、頭頂部でバランスよくヘルメットを支える設計です。

実際に被ってみると、数値以上の軽さと装着感の良さに驚くライダーも多いでしょう。

優れた重量配分マジックにより、走行中の首や肩への負担を最小限に抑えています。

静粛性(風切り音の少なさ)

エアロ形状の帽体により、走行風によるヘルメットの浮き上がりを効率よく抑えました。

しかし時速60kmを超えると、接合部からシステム特有の風切り音がやや目立って聞こえます。

これは本機の最大の割り切りポイントですが、法定速度内であればノイズは大きくありません。

下道でのノイズ音量と大差がなく、優れた挙動の安定性とも相まって十分に実用可能です。

全体として、この価格帯としては非常に高い遮音バランスを維持していると評価されています。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国の基準に適合したPSCマークとSGマーク(全排気量対応)を正式取得しました。

すべての自動二輪車で使用でき、公道での高速走行における安全性が保証されています。

あご紐のロックには、確実な締結力を提供するマイクロラチェットバックルを搭載しました。

薄手でしなやかなナイロンバンドにより、グローブをしたままでも容易に着脱できます。

またヘルメットホルダー用の金属製Dリングも用意され、駐輪時の利便性も考慮されています。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部に大きく設置されたエアインテークやマウスシャッターなどを配置しています。

走行中は前頭部から侵入した外気が、ライナー内のエアウェイを通って後頭部へと流れます。

これにより、ヘルメット内部の高い空気の循環効率を実現することに成功しました。

一般道の時速40km前後の低い速度域であっても、頭頂部にしっかりと風が当たります。

走行中の蒸れを防ぎ、はっきりとした清涼感と快適さを十分に実感できるでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

スピーカーを収納するためのイヤーホールを完備しています。

さらに、インカムの取り付け位置とレバーが干渉しない親切な設計です。

11位 デイトナ

DN-004LT システムヘルメット

総合点数 36 / 50点

特徴と概要

デイトナの「DN-004LT システムヘルメット」は、初のオリジナルモデルです。

総合バイクパーツメーカーの老舗であるデイトナが、総力を挙げて開発しました。

2万円台というエントリークラスながら、スタイリッシュな外観を持つのが特徴です。

まるでオフロードヘルメットのように、あご部が前方に突き出たシャープな形状をしています。

標準装備として、高機能曇り止めピンロックシートやチンカーテンをパッケージしました。

圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、機能とデザインに妥協したくない方に最適です。

実用性と美しさを両立させた仕上がりとなっており、多くのライダーに推奨できる製品です。

基本仕様

  • メーカー: デイトナ
  • 定価: 28,600円
  • 実売価格目安: 20,590円〜22,000円前後
  • 安全規格: SG規格、PSCマーク取得(自動二輪全排気量対応)
  • シェル素材: ABS・PC複合素材
  • あご紐: Dリング式
  • 主な装備: インナーサンバイザー、防曇ピンロックシート、スピーカーホール

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズはSからXLの展開ですが、インナーが肉厚なためフィット感はタイトです。

衝撃吸収ライナーが硬質に設計されており、頭部にしっかり密着する仕様となっています。

頬のホールド感は良好ですが、頭囲に余裕が少ないためサイズ選びには注意が必要です。

通常のサイズ基準で選ぶと、締め付けにより頭が痛くなるとの声も聞かれます。

そのため、普段被っているヘルメットよりも『ワンサイズ上』を選ぶのがおすすめです。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

フルフェイス時には、口元の圧倒的な広さとパノラマ的な視野の広さに驚かされます。

歪みのない良好な視認性を確保しており、オフロードヘルメットのような開放感です。

さらに、この価格帯としては異例の防曇ピンロックシートが最初から付属しています。

シールド内側に取り付けることで、冬場や雨天時でも結露や吐息による曇りを防ぎます。

走行中の視界不良を効果的にカットし、常にクリアで安全な運転環境が約束されるでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

日差しを効果的に遮り、サングラスのように使えるインナーバイザーを標準装備しました。

左側面に設置された大型レバーにより、冬用グローブでも滑らかに操作できます。

ストレスなく出し入れが行えるため、明暗の変化にも素早く対応可能でしょう。

ただし、完全に収納した際にもフチがわずかに視界の最上部に残る場合があります。

視線を大きく動かす際に多少気になることもありますので、留意しておくと安心です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

アゴの下にある赤いボタンを引くことで、片手でも簡単にチンガードが跳ね上がります。

最上部まで上げるとクリック音が響き、しっかりとロックが固定される機構です。

風圧や衝撃で下がってこない安定性があり、休憩時の水分補給などもスムーズに行えます。

メガネの着脱やナビの操作も安定して行えるため、実用性に優れた高い利便性を誇ります。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

ハニカムパターンの内装と顎下のチンカーテンは、簡単に取り外して洗うことができます。

生地は汗を吸ってもベタつきにくく、速乾性に優れているのが大きなメリットです。

夏場のヘビーな使用時でも不快感が少なく、さらりとした着用感を維持できるでしょう。

定期的にお手入れをすることで、常に清潔で上質な状態を保ちながら愛用できます。

本体の重量(軽さ)

重量はMサイズで約1,714g、XLサイズで約1,796gと、平均的な重さに収まっています。

フルフェイスモードでの走行時は、優れた空力設計のおかげで重さを感じず快適です。

しかし、チンガードを全開に跳ね上げた状態のまま走行すると、重心が上方に移動します。

首や肩にかかる物理的な負荷が強くなるため、長時間のオープン走行は首の痛みを招きます。

必要に応じて開閉を行い、適切なポジションで走行することをおすすめします。

静粛性(風切り音の少なさ)

時速50km〜60km程度の一般道走行においては、風切り音がほとんど発生しません。

極めて静音性に優れており、ライディング時の良好な静粛性を提供しています。

しかし、時速80km以上の高速走行になると、アゴのエアロ形状に風が当たります。

シールドの段差などの影響により、特有の風切り音が目立ち始める仕様です。

長時間の高速クルージングでは疲労を誘発しやすいため、多少の留意が必要でしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

高強度のシェルを採用し、全排気量対応のSG規格とPSCマークを取得しています。

ベンチレーション性能(通気性)

口元と前頭部にスライド式エアインテークを装備し、後部にはアウトレットを配置しました。

口元の通気口は空気 of 流入量が多く、システム特有の息苦しさを解消する効果を誇ります。

ただ、頭頂部を抜ける風の体感効果は劇的に強いわけではありません。

涼しさを感じるというよりは、内部の熱気排出に徹する適度な空調性能となっています。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

内部の耳あて部には、インカムスピーカーを収める深めのホールが成型されています。

これにより、大型スピーカーでも耳を直接圧迫しない構造を実現しました。

耳が痛くなるトラブルを防げるため、インカムを活用するライダーに好都合な設計です。

最初から装着を予定している方にとっては、極めて親切で利便性の高い仕上がりとなっています。

12位 WINS

MODIFY GT STRIPE

総合点数 34 / 50点

特徴と概要

本製品は「MODIFY」にスポーティーなストライプを施したデザイン強化モデルです。

同社の代表的システムヘルメット「MODIFY」シリーズの魅力を引き立てました。

最大の価値は変形機構にあり、別売パーツにより3スタイルにチェンジ可能です。

フリップアップ、フルフェイス、ジェットの3形態を、状況に合わせて選択できます。

マルチユースを好むツーリングライダーから、絶大な支持を受けている仕様です。

使いやすさとデザイン性を両立させた、機能性に優れる中価格帯ヘルメットと言えます。

旅のシチュエーションに応じて、最適なスタイルで快適に走り出せる製品です。

基本仕様

  • メーカー: WINS
  • 定価: オープン価格
  • 実売価格目安: 24,000円〜27,000円前後
  • 安全規格: SG規格、PSCマーク取得(自動二輪全排気量対応)
  • シェル素材: ABS樹脂
  • あご紐: スライダーバックル、ホルダー用Dリング装備
  • 主な機能: 3スタイルチェンジシステム、格納式インナーサンバイザー、フォグシート対応

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

メーカー独自の「ゆったりサイズ」思想に基づき、アジアフィット形状を採用しました。

チークパッドは高いホールド性を持ちつつ、頬を締め付けすぎない設計です。

また、メガネのツルをスムーズに通せる専用スリットもしっかりと確保されています。

圧迫感が少ないため、長時間のツーリングでも快適な着用感を持続できるでしょう。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

歪みのないクリアなアウターシールドが、走行中の広い視野角を提供します。

独自の曇り止めシートである「フォグシート」の取り付けに完全対応しました。

寒冷期や雨天時の急激な温度変化があっても、シールドが全く曇らない仕様です。

常にクリアな前方視界をキープできるため、安全性が飛躍的に向上するでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

日中の遮光に即座に対応できる、UVカット仕様のインナーバイザーを装備しました。

左側面に搭載された大型レバーにより、グローブをしたままでも操作が容易です。

直感的なスライド操作で、瞬時にサンバイザーの出し入れを行うことができます。

急なトンネルへの進入時でも、視界の明るさを安全かつスムーズに制御できるでしょう。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

チンガード中央下部のロック解除レバーを引くだけで、簡単に跳ね上がります。

片手でも安全かつスムーズに、フリップアップ操作を行えるのが大きな特徴です。

最上部まで上げるとクリック感とともに固定され、不快なガタつきを防止します。

休憩時の水分補給や料金所でのやり取りなどが、非常にスマートに行える設計です。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

チークパッドなどの内装パーツは、すべてワンタッチで取り外し可能です。

汗や皮脂の汚れが気になったら、自宅で簡単に洗濯ネットで丸洗いできます。

定期的なお手入れにより、常に不快な臭いのない清潔な状態を維持できるでしょう。

長期にわたり、快適でサラサラとした被り心地を保ちながらヘルメットを常用できます。

本体の重量(軽さ)

可動機構やバイザーを内蔵するシステム特有の構造により、重量は約1,700g台です。

一般的なフルフェイスと比較すると、手に持った際は相応の重さを感じます。

しかし独自の「エアロシェイプ」により、走行時の風をスムーズに受け流しました。

帽体を安定させることで、高速巡航時でも首が後ろに引っ張られる感覚が少なくなっています。

優れた重心設計のおかげで、数値以上の軽快な被り心地をしっかりと体験できるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

シールドの密閉性を高めることで、下部からの空気の侵入を最適に防ぎます。

この工夫により、主要なツーリング速度域において優れた静粛性を発揮しました。

強風時にはスライド部の凹凸により、多少の風切り音が発生する場合があります。

しかしインカム音声や走行音を妨げるほどではなく、快適な旅をサポートするでしょう。

長距離走行時におけるノイズ負担を減らし、首や肩の疲労軽減に大いに貢献します。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の安全基準であるPSCマークとSG規格(全排気量対応)を取得しました。

大型アドベンチャーバイクでの高速走行や、超長距離移動時でも高い安全性を誇ります。

物理的なプロテクション能力が保証されており、安心してツーリングを楽しめるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部と口元にエアインテークを配し、後部にはアウトレットを4箇所備えました。

グローブをした手でも操作がしやすく、確実なクリック感を持つスライドシャッターです。

取り込まれた新鮮な空気が循環し、後部からヘルメット内部の熱気を強制的に排出します。

湿気がこもりやすい雨天時や夏の暑い時期でも、不快な蒸れを抑える優れた空調性能です。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

耳元には、インカムのスピーカーを収めるためのスペースがあらかじめ成型されています。

これにより、厚手のスピーカーでも耳への圧迫を防ぎつつ容易に埋め込める設計です。

あご紐のバックルもスリムな形状のため、各種配線の取り回しの際も邪魔になりません。

インカムのケーブルなどがすっきりと収まり、スマートなセッティングが可能です。

13位 WINS

MODIFY X

総合点数 33 / 50点

特徴と概要

WINSの「MODIFY X」は、ゆったりとした快適なフィット感を追求しています。日常使いに嬉しい低価格も魅力な、定番 of システムヘルメットです。

ブランド初のXXLサイズは、頭囲の大きなライダーに包み込む優しさをもたらしました。頭の窮屈さや痛みに悩んでいた方にとって、まさに福音といえます。

3スタイルの変形機構を持ち、実質本位の機能美が長く愛される要因となっています。

基本仕様

  • メーカー: WINS
  • 定価: オープン価格
  • 実売価格目安: 20,000円〜24,750円
  • 安全規格: SG規格(自動二輪車用)に適合しています
  • シェル素材: ABS樹脂シェルを採用しています
  • あご紐: ホルダー用Dリングを完備しています
  • シールド: インナーサンバイザー、あご紐スライダーバックル、ヘルメットホルダー用Dリングを完備しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

「ゆったりサイズ」のコンセプト通り、こめかみや頬への無理な圧迫感を排除しました。

頭が大きめのユーザーからは、長時間走っても頭痛が起きないと熱烈に評価されています。

メガネ着用時における耳への負荷も小さく、常に快適な被り心地を提供します。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

シールド面が縦横に大きく設計されており、非常に広い視界をカバーします。

防曇シートの効果が絶大で、呼吸の水分や冬の寒風に晒されても曇りを防いでくれます。

ため、クリアで良好な前方の視界がいつでも持続するでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

強い太陽光から目を保護する、スモーク色のインナーバイザーを内蔵しています。

操作レバーは使いやすいですが、使い始めなどはスライドの動きが重く感じるかもしれません。

余計な力を入れずに、落ち着いてスライド操作を行うとスムーズです。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

アゴ部分のロックは、口元内側のボタンを押すだけで簡単に解除できます。

跳ね上げ時の動きは滑らかで、フルオープンにすると上部で確実に固定される設計です。

被ったままの支払いも行えて、様々な場面で便利に使えるでしょう。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

内装には、吸汗速乾性に優れて肌触りの柔らかい上質な生地を採用しています。

取り外しがスムーズで、洗濯をしてもクッション性が損なわれにくい設計です。

汗ばむ季節でも繰り返し洗えるため、いつでも清潔な状態を維持できます。

本体の重量(軽さ)

重量は約1,700g台で、持ち上げると少し重みを感じるかもしれません。

しかし、着用時のバランスが良く、重さを感じさせない優れた重量分配が施されています。

風を受け流す形状のおかげで、長距離走行後も首や肩の疲労が少ないと評判です。

静粛性(風切り音の少なさ)

静粛性は平均以上で、特に街乗り程度の速度であれば非常に静かです。

高速道路でも風圧によるストレスはありませんが、強風時には若干の風切り音が生じます。

それでも、インカムの案内音や音楽は十分に明瞭に聞き取れるレベルでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

安全基準であるPSCマークとSG規格を標準で取得しています。

中型から大型バイクまで排気量を問わず、高速走行も含めて安全に使用可能です。

公道での使用に制約はなく、いつでも安心してライディングを楽しめます。

ベンチレーション性能(通気性)

各インテークは、グローブをした指先でもクリック感が明確に伝わる設計です。

内部の換気機能は適切に働いており、特に口元のスペースが広く作られています。

呼吸がしやすく、新鮮な空気を常にヘルメット内へ供給できる点が強みでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

インカム装着に対応した専用スペースと、スピーカーを収める凹みを備えています。

パッド内側の配線経路も考慮されており、機器の取り付け作業は非常に容易です。

コードの露出による耳の圧迫感がなく、快適に使用できるでしょう。

14位 LS2 HELMETS

SCOPE

総合点数 33 / 50点

特徴と概要

LS2 HELMETS of 「SCOPE」は、欧州の洗練されたデザインを採用しています。日本のライディング環境とライダーに適合させた、手頃なシステムヘルメットです。

独自の空力設計が施された帽体は、スタイリッシュな形状が際立っています。高速走行時における風圧抵抗や、上方へのリフトを効果的に軽減してくれるでしょう。

アウターシールドとインナーサンバイザーによるダブルシールドシステムを搭載しています。これにより、高い実用性とデザインの美しさを高いレベルで両立させました。

基本仕様

  • メーカー: LS2 HELMETS
  • 定価: 27,580円
  • 実売価格目安: 21,479円〜24,231円前後
  • 安全規格: PSCマークおよびSG規格を取得しています
  • シェル素材: 熱可塑性樹脂を採用しています
  • サイズ展開: S、M、L、XL、XXLの5サイズを用意しています
  • シールド: インナーサンバイザーやクイックリリースバックルなど、基本的な装備を備えています
  • 内装: 取り外して洗えるウォッシャブル内装を採用しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

本来のグローバルモデルは、欧米人の頭部形状に合わせて設計されています。

しかし、国内の正規流通品には、日本人の頭に適合するよう独自改良された内装を採用しました。

こめかみ付近の不快な圧迫が解消され、頭頂部と側頭部のバランスが良い適度なホールド感を生み出しています。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

アウターシールドには、歪みが少なく透明度の高いポリカーボネート製を採用しています。

上下左右の広い視界を確保しており、快適なツーリングをサポートしてくれるでしょう。

別売の防曇シートを併用すれば、冬や雨の温度差による曇りを防いでクリアな視界を維持できます。

インナーサンバイザーの有無と操作性

帽体内部には、直感的に操作できる格納式のインナーサンバイザーを標準装備しています。

スライドレバーはグローブをした左手でも動かしやすいよう、左側面に配置されました。

日中の眩しい直射日光やトンネル内など、光量変化に合わせて瞬時にスモークに切り替え可能です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あご部の下部にあるレバーを引くことで、ロックを簡単に解除できます。

フリップアップ機構を採用しており、チンガード全体をスムーズに跳ね上げられる設計です。

装着したまま外気を取り入れたり、会話や水分補給、眼鏡の着脱などを手軽に行えるでしょう。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

汗や皮脂の臭いを防ぐため、内装パッドはすべて簡単に取り外せる設計にしました。

センターやチーク部分だけでなく、あごひもカバーも完全に取り外して洗うことができます。

手洗いが可能で、常に清潔でドライなコンディションを保ちやすい仕様です。

本体の重量(軽さ)

可動部品やサンバイザーを搭載しているため、通常のフルフェイスより重量があります。

しかし、前後の重心バランスを綿密に設計し、走行時の体感重量を軽く抑えました。

首や頭にかかる負担が最小限になり、長距離の走行でも疲労を大幅に軽減してくれるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

隙間風が生じやすいデメリットに対し、シールド周辺の密閉性を高めて対策しました。

帽体側面の気流を整えることで、一般道での走行時には良好な遮音性を発揮します。

高速道路でも、不快な高周波の風切り音を適度に抑える工夫が施されているでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の公道使用に必要な、PSCマークとSG規格を確実に取得しています。

万が一の救済制度も適用されるため、法的にも安心してライディングを楽しめるでしょう。

初心者からベテランまで排気量を問わず、毎日の運転に安全に使用できます。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部とあご部の吸気口から風を効率よく取り込み、後方へ逃がす仕組みを備えています。

ヘルメット内の熱い空気を排出し、夏場の蒸れや熱中症対策にも役立つでしょう。

内部の気流循環を促すことで、長時間の運転でも常に涼しさをキープしてくれます。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

耳元の内側には、インカム用スピーカーをきれいに収められる空間が用意されています。

スピーカー装着時も耳への圧迫感がなく、痛みを感じる心配も少ないでしょう。

マイク配線などの取り回しもスムーズに行えるため、とても便利な構造です。

15位 TNK工業

PT-2 ダブルシールドシステムフルフェイスヘルメット

総合点数 32 / 50点

特徴と概要

TNK工業の「PT-2」は、老舗国内ブランドならではの安心感と優れた品質を誇ります。1万円台前半という非常に手頃な価格で購入できる、人気のシステムヘルメットです。

低価格ながら、直感的なインナーシールドや取り外して洗える内装を標準で装備しました。また、各パーツの公式補修部品が豊富かつ安価に用意されており、修理も簡単です。

ユーザーが自らメンテナンスを行いながら、長く愛用できるサポート体制が整っています。購入後の維持費も抑えられるため、非常にコストパフォーマンスが高いモデルでしょう。

基本仕様

  • メーカー: TNK工業
  • 定価: 14,850円
  • 実売価格目安: 10,000円〜13,000円前後
  • 安全規格: SG規格およびPSCマークを取得しています
  • シェル素材: ハイブリッド複合素材を採用しています
  • あご紐: 耐久性のあるDリング式を採用しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズはLとXLの2種類のみなので、頭の小さいライダーには隙間が少しできやすいです。

しかし、付属している厚み調整用スポンジを内装の裏に貼ることで、好みのフィット感に調整できます。

内装のウレタンは柔らかく設計されており、圧迫感のないリラックスした被り心地を提供してくれるでしょう。

長時間の運転でも頭が痛くなりにくく、快適な時間を過ごせます。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

クリアシールドにはUVカット加工が施され、強い日差しから目や肌を守ってくれます。

視界もクリアで歪みが少ないですが、防曇用のピンロックシートには対応していません。

そのため、雨の日や冬場は呼吸による曇りが発生しやすくなります。

市販の曇り止め液を塗布するなどのメンテナンスを行うことで、常に良好な視界をキープできるでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

手元の簡単な操作で、スモークインナーシールドを瞬時に出し入れできます。

レバーはグローブをしたままでも触りやすいよう、ヘルメット側面に配置されました。

日中の急な逆光や、暗いトンネルに入る際など、状況に合わせて視界を調整するのに便利です。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あご下部にあるレバーを押すことで、チンガード全体を簡単に上に跳ね上げられます。

結合部分には金属と頑丈な樹脂のギアが使われており、全開位置でもしっかりと固定される設計です。

ヘルメットを着脱する手間が不要になり、会話や水分補給などもスムーズに行えるでしょう。

街乗りでの一時的な停車時にも、大きな開放感を得られます。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

汗をかきやすい季節に備え、内装を取り外して洗えるウォッシャブル仕様を採用しました。

チークパッドやセンターライナーを外して洗浄できるため、汗や皮脂の臭いを防げます。

定期的に洗うことで、いつでも新品のような清潔感を維持できて気持ちが良いでしょう。

本体の重量(軽さ)

帽体には複合素材を採用し、可動ギミックやサンバイザーを備えるため、重量はXLサイズで約1,796gあります。

一般的なヘルメットに比べて重い数値ですが、前後の重心バランスが良く設計されています。

着用時の重量分配が整っているため、長時間の運転でも頭や首への不自然な負担を軽減してくれるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

一般道での走行時であれば、非常に静かで優れた遮音性を発揮してくれます。

しかし、高速道路での巡航時には、チンガードの継ぎ目やあご下から風切り音が聞こえやすいです。

そのため、一般道をメインとした日帰りツーリングや毎日の通勤通学に適した静粛性といえるでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の安全基準であるPSCマークとSG規格をしっかりと取得しています。

大型バイクも含めて排気量の制限がなく、全ての公道を問題なく走行可能です。

衝撃試験をクリアした確かな保護性能があるため、低価格でも安全への妥協が要らないモデルでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

口元や前頭部など、合計3箇所に開閉可能な通気口をしっかりと備えています。

走行風を取り込んで後部から排熱するため、内部の熱を効率的に逃がせる設計です。

夏の不快な蒸れや温度上昇を防ぎ、ヘルメット内を常に快適にキープしてくれるでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

耳元の内側には、一般的な薄型の丸型スピーカーを無理なく貼れる空間が用意されています。

スピーカー装着時も耳の圧迫を防げるため、不快な痛みを感じることはありません。

あご紐はシンプルなDリング式で、カバーの裏に沿ってマイク配線をきれいに隠すことが可能です。

インカムの配線をすっきりまとめられるため、セットアップもスムーズに行えるでしょう。

16位 ネオライダース

Wシールド フリップアップ フルフェイス ヘルメット FX8

総合点数 29 / 50点

特徴と概要

1万円前後という破格の安さで、必要な機能を網羅したエントリーモデルです。

サンバイザーやフリップアップ機構を備え、優れたコストパフォーマンスを誇ります。

シンプソン風の戦闘的でスリムなデザインを採用しており、見た目もスタイリッシュです。

デザイン性を重視しながらも、安価なヘルメットを求める方に最適な選択肢でしょう。

基本仕様

  • メーカー: ネオライダース
  • 定価: 10,900円
  • 実売価格目安: 9,900円〜10,900円前後
  • 重量: 約1,700g
  • 安全規格: SGマークおよびPSC適合マークを取得しています
  • あご紐固定方式: 簡単にロックできるワンタッチ式のラチェットバックルです
  • シールド仕様: アウターにクリアシールド、インナーにスモークバイザーを標準装備しています
  • 曇り止め対策: ピンロックシートは非対応のため、市販の曇り止め使用を推奨します

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズはM、L、XLの展開ですが、国内メーカーに比べて小さめのサイズ感になりやすいです。そのため、被りやすさやこめかみのゆとりを考慮してサイズを選ぶ必要があります。普段よりワンサイズ大きめの製品を選ぶユーザーが多く、購入時のポイントとなるでしょう。

内装は価格相応の硬さを感じる場面もありますが、被り心地自体はカチッと安定しています。実走行においてもヘルメットがブレにくく、優れたホールド性をしっかりと発揮します。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

標準装備のアウタークリアシールドは、UVカット機能とキズ防止の加工が施されています。

歪みの極めて少ない良好な前方視界が得られ、ツーリング時も快適に走れるでしょう。

開閉の手応えも良く、好みの位置でシールドを半開固定できるため、使い勝手は良好です。

ただし曇り止めシートは非対応のため、市販の防曇ケミカルを塗っておく必要があります。

インナーサンバイザーの有無と操作性

キズ防止やUVカット加工が施された、スモーク仕様のインナーバイザーを標準で装備しました。

後頭部に配置されたスライドレバーを動かすことで、滑らかに上下に開閉することができます。

レバーは少しチープに見えますが、グローブをしたままでも直感的に操作可能です。

メガネを掛けたままでも干渉せずにバイザーを降ろせるため、高い実用性を誇るでしょう。

なお、夜間やトンネル内でのバイザー常用は避けるよう、公式に注意が呼びかけられています。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あご部の下部中央にある操作ボタンを押すことで、ワンアクションでフリップアップ可能です。

チンガード全体を上に跳ね上げられるため、一時的な停車時にも開放感を得られます。

ガードを閉じる際にはカチッと明確な音が鳴り、ロックされたことを手ごたえで確認できました。

確実に固定されるため、フルフェイス状態での走行時も非常に高い安心感をもたらします。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

1万円前後の低価格製品ですが、すべての内装パッドを取り外せる構造を採用しました。

汗をかきやすい夏場の使用や、整髪料の付着、排気ガスの臭いなどが気になる際にも便利です。

パッドを分解して家庭で手軽に手洗いできるため、内部の衛生環境を長く保つことができます。

常にすっきりとした心地よさを維持しながら、毎日のライディングを楽しめるでしょう。

本体の重量(軽さ)

本体重量は約1,700gで、可動パーツなどを備えるシステムとしては軽量な部類に入ります。

ユーザーの評価でも、ヘルメットの重さはそれほど気にならないと好評を得ていました。

しかし、帽体の外寸が少し大柄なため、スクーターのメットインを使用する際は注意が必要です。

シート下のスペースにしっかり収まるかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。

静粛性(風切り音の少なさ)

静粛性に関しては、時速60kmを超えたあたりから風切り音が聞こえやすくなります。

高級モデルのような高い密閉性はありませんが、普段の常用レンジでは十分に実用的な性能です。

通勤や通学、一般道を走る際にも、オーディオの音が遮られるほどのノイズはありません。

この価格帯としては不快感の少ない、許容範囲内の静けさがしっかりと担保されているでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の安全基準であるSGマークとPSCマークを取得し、排気量を問わず走行可能です。

あご紐には、差し込むだけで自動的に固定されるワンタッチラチェット式を採用しました。

細かな調整と強固なロックが完了するため、毎日の頻繁な着脱をとても容易にしてくれます。

低価格でありながら利便性が高く、毎日の通勤時でも快適に使用できるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

前頭部と口元のあご部分に、風量を細かく調整できる開閉式のベンチレーションを搭載しました。

スイッチをスライドさせる際にカチッと手応えが伝わり、切り替え音が鳴る設計です。

グローブをしたままでも目視せずに操作できるため、指先の感覚だけで簡単に換気できます。

走行中の操作も安全に行うことができて、て便利な工夫が施されているでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

眼鏡スリットはありますが、スピーカー用の凹みはありません。

そのため、インカム装着時はチーク裏の調整が必要になるでしょう。

17位 FUKUSEI

FUKUSEI システムヘルメット FF868

総合点数 28 / 50点

特徴と概要

本製品は、初めてシステムヘルメットの導入を検討する方に最適です。通勤や通学など、日常での使いやすさを最優先して開発されました。

手頃な価格ですが、ツーリングに便利な機能が一通り揃っています。インナーバイザーや、フリップアップ時のホールド機能も備わりました。

質感の高い深みのある塗装が施されています。頑丈な外観パーツの構成により、価格以上の高級感を得られるでしょう。

基本仕様

  • メーカー: FUKUSEI
  • 定価: 27,800円
  • 実売価格目安: 27,800円前後
  • サイズ構成: L(59-60cm)、XL(61-62cm)
  • 顎紐構造: Dリング(Dカン)式のホルダーシステムを搭載しています
  • 主要装備: インナーバイザーや着脱可能な上質内装、エアーベンチレーションを備えています
  • 安全規格: 全排気量に対応したPSCマークおよびSGマークに適合しています

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

アジア系の頭部形状にフィットしやすい設計です。しかし、内装が厚いため、全体的にサイズ感は少し小さめとなっています。

普段、国内ブランドのLサイズを使う方であれば、ワンサイズ大きいXLサイズを選ぶと良いでしょう。非常に良好なフィット感を得られます。

なお、眼鏡をかけたままの着脱は簡単ではありません。被り方を工夫するか、一旦外して着脱することをおすすめします。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

左右の歪みを抑えた、クリアなシールド備えています。視野を広く確保できるため、運転中も安心です。

開閉部分の噛み合わせは、適度な摩擦に調整されました。走行時の風によって、意図せずシールドが開閉する心配もありません。

インナーサンバイザーの有無と操作性

日差しの強い環境で前方の視界を守るため、格納式のインナーサンバイザーを標準装備しています。

ただ、顔の彫りや鼻の高さによっては、バイザーの下端位置が少し高く感じられるかもしれません。乗車姿勢や、個々の頭部形状に合わせた調整を行うと良いでしょう。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あごの下にあるリリースレバーを引きながら、チンガードを押し上げると開きます。

最上部まで上げると、軽い力で確実に固定されました。降ろす際も、心地よいクリック音とともにしっかりとロックされます。固定状態を音と感触で判断できるため、非常に安心です。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

手頃な価格ながら、肌触りが非常に良く質感の高い内装素材を採用しています。

内装のパッド類はすべて取り外しに対応しました。手洗いや陰干しによる洗濯ができるため、メンテナンスも簡単です。長期間の使用でも不快なニオイを防ぎ、常に衛生的な状態を維持できるでしょう。

本体の重量(軽さ)

頑丈なフリップアップ機構やサンバイザー部品を搭載するため、本体はやや重い設計となっています。

しかし、帽体全体の重量バランスが非常に優れています。一度被ってライディング姿勢をとれば、走行中に頭が揺れたり首に強い負担を感じたりする場面は少ないでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

静粛性について、後頭部にある排気用ベンチレーション付近から、時速30kmほどで細い風切り音が発生する場合があります。

しかし、頭を少しだけ前傾させることで音が収まります。ライディング時の乗車姿勢や、バイクのウインドスクリーンの有無によって、静かさの印象は変化するでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

日本国内の安全基準をクリアした、PSCマークおよびSG規格を正式に取得しています。

排気量による使用制限はありません。すべての排気量のオートバイで、公道を安全に走行できる保護性能をしっかりと備えました。

ベンチレーション性能(通気性)

額の部分から風を取り入れる、エアーインテークを装備しています。ヘルメット内部に空気を通す仕組みです。

頭頂部の湿気を逃がす効果がありますが、風切り音とのバランスを考慮する必要があります。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

ヘルメットの左下部分には、社外製インカムの土台を固定しやすいフラットな面が確保されています。

しかし、耳元のスピーカー用ポケットは深く設計されていません。そのため、取り付けるスピーカーの厚さによっては、耳元が少し窮屈に感じられる場合があります。

18位 ユニカー工業

BH-56MK Wシールド システムヘルメット

総合点数 27 / 50点

特徴と概要

実売12,000円台という非常に手頃な価格設定です。しかし、国内の安全基準であるSG規格およびPSCに適合しました。すべての排気量のバイクで使える高い安全性を備えています。

質感の高いマットブラック塗装を施しました。さらに、クリアなシールドや格納式のサンバイザー、洗える内装などの便利な機能を網羅しています。通勤などの毎日のライディングで、確かな価値を実感できるでしょう。

基本仕様

  • メーカー: ユニカー工業
  • 定価: オープン価格
  • 実売価格目安: 12,430円前後
  • 重量: 約1,710グラムです
  • 安全規格: すべての排気量に対応した、SG規格適合品およびPSCマークを取得しています
  • あご紐固定方式: 簡単な操作でロックと開放ができる、ラチェット式ワンタッチバックルを採用しました
  • シールド仕様: 開閉式クリアシールド(UV・ハードコート加工)と、格納式スモークバイザーを備えています
  • 曇り止め対策: エアダクトによる換気機能を搭載しています(※ピンロックシートは非対応です)

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

サイズは58センチから60センチ未満に対応する、フリーサイズのみの展開となっています。

この設定値に合うライダーには、頭を締め付けないゆったりとした被り心地を提供できるでしょう。

しかし、頭が小さめの方には緩く、走行中にヘルメットが前後に動きやすくなります。反対に頭が大きめの方には圧迫感が強ため、フリーサイズであることを考慮して選択してください。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

標準のクリアシールドにはUVカット加工が施されています。紫外線から目を守り、さらに表面のキズを防ぐ加工が施されました。前方視界の広さも十分に確保されています。

空気の循環は、口元から風を取り入れる設計です。しかし、ピンロックシートには対応していません。そのため、雨天時や冬場はシールドが曇りやすくなります。市販の曇り止めスプレーで対策を行うと良いでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

眩しい直射日光から視野を守るため、スモーク仕様のインナーバイザーを標準装備しています。

強い西日を受ける際や、暗いトンネルに入る場面などで役立つでしょう。手元のレバーでバイザーを瞬時に出し入れできるため、サングラスを掛け外す手間がかかりません。ライダーの目の疲労を大幅に和らげます。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あごの下にあるリリースレバーを引くだけで、フェイスカバーを大きく跳ね上げることができます。

被ったままで水分補給を行ったり、周囲とスムーズに会話を交わしたりできるため便利です。さらに、眼鏡をかけた状態での着脱も簡単になりました。システムヘルメットならではの優れた開放感と実用的なメリットを実感できるでしょう。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

手頃な価格ながら、チークパッドなどの内装を取り外せる脱着式の構造を採用しています。

汗や皮脂の汚れ、排気ガスのニオイが付きやすいパッド類を自宅で優しく手洗い可能です。そのため、夏場に汗を多くかいた際や、毎日のタフな通勤でも安心です。ヘルメット内部を常にサラサラとした清潔な状態に維持できるでしょう。

本体の重量(軽さ)

本体の重量は約1,710グラムに設計されました。可動ギミックやバイザーを備えるシステムヘルメットとして、標準的な平均スペックに収まっています。

極端な重さの偏りはありません。通勤や中距離のツーリングであれば、首や肩に大きな負担をかけることなく、疲労を抑えて快適に使用できるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

高価なモデルとは異なり、チンガードの隙間などから走行風が入りやすい傾向にあります。そのため、時速60キロを超える高速走行時には、風切り音がやや目立つでしょう。

高速道路での長距離移動には適しません。しかし、下道における日常の常用速度域であれば、不快な騒音を気にすることなく静かに走りを楽しめます。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の厳しい安全基準をクリアし、SG規格適合品およびPSCマークの表示を取得しています。すべての排気量のバイクで公道走行ができる安全性を備えました。

あご紐の固定には、グローブをしたままワンタッチで調整とロックができる、便利なラチェット式ホルダーを採用しています。取り外しも簡単に行えるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

ヘルメット上部にベンチレーションダクトを標準装備しています。

これを開くことで走行風を取り込み、内部の熱気や湿気を逃がす気流を作り出しました。

頭部の汗による蒸れをしっかりと抑えます。特に気温の高い夏場の走行において、快適性を着実に底上げしてくれるでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

スピーカー用のポケットはありません。しかし、耳元に余裕があるため、薄型スピーカーであれば裏側へスマートに固定できます。

19位 SOMAN

SOMAN-955 システムヘルメット

総合点数 21 / 50点

特徴と概要

本製品は、圧倒的に優れたコストパフォーマンスが最大の魅力であるインポートモデルです。手頃な価格で便利な機能を提供します。

エッジの効いたシャープなフォルムと、個性的なデザインを組み合わせました。初心者の方でも選びやすい仕様となっています。

フリップアップ機能やダブルシールドシステムなど、必要な装備を一通り搭載しました。予算を最優先するツーリストにとって、最適な選択肢となるでしょう。

基本仕様

  • メーカー: SOMAN
  • 定価: オープン価格
  • 実売価格目安: 10,000円〜15,000円前後
  • 安全規格: PSCマークおよびSG規格に適合しています
  • シェル素材: 頑丈なABS樹脂を採用しました
  • シールド: サンバイザーとアウターシールドによる、二重構造を備えています
  • 内装: 洗濯可能なウォッシャブル仕様です

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

海外市場向けの基本設計であるため、ヘルメットの帽体は前後に長い楕円形となっています。

そのため、幅が広めの頭部を持つ日本人ライダーの場合、普段のサイズを選ぶと側頭部がきつく感じられる傾向があります。

サイズ選びとしては、国内メーカーのものより1から2サイズ大きめを選ぶと良いでしょう。隙間に調整用のスポンジなどを入れることで、快適に被ることができます。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

頑丈なポリカーボネート製シールドを搭載しており、良好で広い視野を確保しています。

しかし、二重防曇シートなどは付属していません。そのため、雨天時や冬場の走行時には、息によって内側が曇りやすくなります。

クリアな視界を守るためには、市販の曇り止めスプレーを定期的に塗布するメンテナンスを行うと良いでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

眩しい日差しを遮る、スモーク仕様のインナーバイザーをしっかりと内蔵しています。

操作は側面のレバーで行い、手動で直接スライドさせる仕組みを採用しました。

シンプルな構造のため故障しにくく、慣れれば簡単に動かせます。夕暮れ時の強い西日から、前方の視界を守る際に効果を発揮するでしょう。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

あごの下にあるレバーを押すことで、ロックを解除できます。

片手の簡単な操作で、ガード部分を頭上へ大きく跳ね上げることが可能となりました。

一時的な水分補給や、少しの用事でヘルメットを脱ぐ手間が省けます。システムヘルメット特有の、便利な開放感をすぐに体験できるでしょう。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

ヘルメット内部には、取り外して水洗いできるインナーパッドを搭載しています。

汗や汚れが気になった際、簡単に丸洗いできる構造は便利でしょう。

指示代名詞を減らし、スナップボタン部分のプラスチック製爪などの耐久性はあまり高くないですが、取り外す際は破損を防ぐため丁寧に扱う必要があります。

本体の重量(軽さ)

重量は約1,750グラムから1,850グラムと、今回の製品の中では少し重い仕様となっています。

頑丈なABS樹脂や、可動部の金属パーツを採用していることが理由です。そのため、長時間の走行や高速道路では、首や肩に疲れが溜まりやすくなりました。軽量な高級モデルと比べると、疲労を感じやすいでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

シールドの密閉部分がシンプルな作りとなっています。そのため、時速80キロを超えるような高速走行時には、隙間風や風切り音が聞こえやすくなりました。

この特性から、高速道路を使った長距離移動にはあまり向きません。速度を抑えた一般道での走行や、街乗りでの普段使いに最適な製品と言えます。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の公道走行に必要な、PSCマークおよびSG規格を取得しています。

排気量の制限はありません。すべての排気量のバイクで使用可能です。高速道路の走行時でも、安全基準をクリアしたヘルメットとして安心して被ることができるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

口元と頭頂部には、開閉できるベンチレーションを備えています。

内部の熱気を最低限逃がす設計ですが、高級品のような高い換気性能はありません。効率よく排気する構造とは言えないでしょう。

そのため、暑い日の信号待ちなどでは、チンガードを積極的に開けて外気を取り入れる方法が最もおすすめです。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

耳元の部分には、インカムスピーカーを貼り付けるための薄い凹みが用意されています。

しかし、配線を逃がすための専用溝などは設計されていません。

そのため、装着時の耳の痛みを防ぐには、薄型のスピーカーを選ぶ必要があります。チークパッド裏の隙間に配線をうまく隠すなど、取り付け時の工夫を行うと良いでしょう。

20位 TONGFANG

TONGFANG システムヘルメット

総合点数 16 / 50点

特徴と概要

本製品は、インターネット通販において非常に安く提供されている、超低価格帯のエントリーモデルです。

インナーバイザーや可動式のチンガードなど、基本的な機能をしっかりと備えました。1万円を大きく下回る手頃な価格を実現しています。

予算を抑えたい方や、原付バイクでの近距離の街乗りに最適です。緊急時の予備ヘルメットとしても十分に活躍するでしょう。

基本仕様

  • メーカー: TONGFANG
  • 定価: オープン価格
  • 実売価格目安: 5,000円〜8,000円前後
  • シェル素材: 帽体にはABS樹脂が使用されています
  • シールド: 便利なインナーサンバイザーも内蔵しました

項目別詳細評価

サイズ感とフィット感

アジア向けとして大きめのサイズを謳っています。しかし、国内メーカーのような日本人専用の内装設計ではありません。

そのため、被った際に頭頂部などへ部分的な圧迫感が生じやすくなっています。

ホールド性能などは高くないため、丸型の頭部を持つ方の場合は、普段よりワンサイズ大きめを選ぶと良いでしょう。スポンジなどを入れて微調整することをおすすめします。

シールドの視界(広さ・曇りにくさ)

前面の大型シールドは、左右の視野を広く見渡せる設計です。視認性は非常に良好と言えるでしょう。

しかし、シールド自体の精度が高くないため、端のほうに少し歪みを感じる場合があります。運転時は注意してください。

また、曇り止めシートには対応していません。冬場や雨の日は非常に曇りやすくなっています。市販のスプレーを塗るなどのメンテナンスを定期的に行う必要があるでしょう。

インナーサンバイザーの有無と操作性

強い日差しを遮る、スモーク仕様のインナーバイザーを標準装備しています。西日などから目を守る役割を果たしました。

しかし、昇降用スライドレバーの精度は十分ではありません。グローブをした状態での操作は動かしにくく、プラスチックパーツの摩擦による引っかかりを感じる場合があります。

チンガードの構造・開閉のスムーズさ

ボタン操作であごの部分が上へ跳ね上がる、便利な機構を備えています。

被ったままで水分補給を行ったり、周囲と会話をしたりできる利便性を確保しました。

ただ、固定する部品の噛み合わせが緩い傾向にあります。跳ね上げた状態で頭を強く動かすと、自重で下がってくる場合がありました。そのため、開けた状態での走行は避けてください。

内装の着脱と洗濯のしやすさ

チークパッドなどはスナップボタンで取り外せるため、洗濯して清潔に保つことができます。

しかし、固定用ボタンの成型精度が高くありません。そのため、取り外し時に部品が破損する心配があります。また、洗濯を繰り返すことで、生地が早く傷んでしまう傾向にありました。

お手入れを行う際は、優しく丁寧に取り扱ってください。

本体の重量(軽さ)

ABS樹脂を採用しているため、本体の重量は約1,700グラムから1,800グラム以上に達します。

また、重心のバランス設計があまり考慮されていません。そのため、被った際に数字以上のずっしりとした重さを首に感じやすくなっています。

高速道路を使った長距離の走行では、時間とともに首や肩の疲労が蓄積しやすく、体力的なストレスを増加させる一因となるでしょう。

静粛性(風切り音の少なさ)

パーツの接合部に隙間ができやすい設計となっています。そのため、時速50キロあたりから風が侵入し、不快な風切り音が発生しやすくなりました。

高速走行時はヘルメット内部に騒音が大きく響くため、耳が疲れやすくなります。

インカムでの通話やナビの音声も、騒音に遮られて聞き取りにくくなる傾向があるでしょう。

安全規格の取得(PSC・SG・JISなど)

国内の公道走行に必要な、PSCマークやSG規格を公式に取得しているか確認できない場合が多くなっています。

安全基準の公的な証明が不明確な製品です。そのため、万が一の転倒時に頭部を守る性能については、不安が残る仕様と言わざるを得ません。安全性を重視して購入する場合には、どうしても厳しい評価となるでしょう。

ベンチレーション性能(通気性)

口元などに簡易的な空気取り入れ口を備えています。しかし、ヘルメット内部に風を通す空気用の溝がほとんど作られていません。

そのため通気性は低く、夏場の走行では熱気や湿気がこもって非常に蒸れやすくなっています。

シールドの曇りを取るための換気も十分ではないため、快適に使用するのは難しいでしょう。

インカム(Bluetooth)への対応・装着性

インカムの装着を想定した設計は考慮されていません。

耳元のスピーカーを収めるための凹みがない仕様です。そのため、スピーカーを無理に入れると耳が強く圧迫され、短時間で激しい痛みを感じる原因となりました。

使用する際は、超薄型のスピーカーを選ぶなどの特別な工夫を行うと良いでしょう。